• 公開日: 2014/1/20
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【基礎】75歳の女性。専業主婦。身体に障害はなく特に疾患はない。健康診査で生活状況を尋ねられ、「体調は良いけれど眠れないことだけが悩みです。夜、布団に入ってもなかなか眠れないし、明け方に目が覚めてそのまま眠れない日も多いです。眠る時間が年々短くなっているように感じます」と語った。指導内容で適切なのはどれか。

【基礎】75歳の女性。専業主婦。身体に障害はなく特に疾患はない。健康診査で生活状況を尋ねられ、「体調は良いけれど眠れないことだけが悩みです。夜、布団に入ってもなかなか眠れないし、明け方に目が覚めてそのまま眠れない日も多いです。眠る時間が年々短くなっているように感じます」と語った。指導内容で適切なのはどれか。

  1. 午前中に太陽の光を浴びる。

  2. 熟眠感を得るため飲酒をする。

  3. 就寝直前に熱めのお湯で入浴する。

  4. 朝、起床が困難な場合そのまま寝ていてよい。

―――以下解答―――









(解答)1 

<解説>

1.(○)生体リズムをコントロールする体内時計。日光は眼を通じて体内時計を刺激してリズムをつくるため、目が覚めたら適度な日光を浴びるように指導することはよい。

2.(×)飲酒は徐々に量が増えなければ眠れなくなり、睡眠の質を悪くするため勧められない。

3.(×)深部体温は夜になると低下して睡眠へとつながる。入浴2~3時間後に眠るのがよく、熱めの湯は交感神経を刺激するのでぬるめの湯がよい。

4.(×)快適な睡眠のための7か条では晩に寝つきが悪くなり、翌日の朝がつらくなるので勧められていない。

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