• 公開日: 2018/2/24
  • 更新日: 2018/12/13

実習を「指導する」立場になって気づいた、実習への大切な気持ち

テーマ:看護学生の自分へ、ナースになった私から伝えたいコト

実習ができる感謝の気持ち

sidou

実習=辛いものだった学生時代

実習は記録に終われ、睡眠時間を削り勉強をしたり。
にもかかわらず、指導者さんや教員にダメ出しされるなど、もう二度と戻りたくないと今でも思います。

指導者になって気づいた「実習のありがたさ」

しかし当たり前だと思っていた実習も、実習指導者になった今、患者さんに頭を下げ受け持ちの許可をもらい、クレームがあればまた頭を下げ、スタッフにも実習を受け入れるための準備の勉強会を開催し、記録も仕事終わりにチェック。
もちろん指導者手当てなど1円もつきません。指導者がこんなに大変なものとは思いませんでした。
実習ができることが当たり前じゃない。実習するために、指導者も教員もスタッフもたくさんのはからいがあってなりたっている。
もちろん指導者をして、自分も成長させてもらったと感謝はしています。

感謝の気持ち

あの時はあの時の自分が精いっぱいで、そういう感謝の気持ちを忘れていました。
もう少し感謝の気持ちがあれば、実習も違う目線でうけることができたんじゃないかな?と思います。

●執筆●なな さん

このエッセイは 「ナースエッセイ」 にご応募いただいたものです。
あなたも「想い」を綴ってみませんか? ご参加は こちら から!

関連記事