テーマ:同僚・上司・患者さんの、この一言に救われた
縁の下の力持ち
足首の骨折で…
右足首骨折でギプス固定がされていた患者さん。
転院から3日目でギプスも外れ、足首を固定する装具に変わり、車椅子で入院生活をされていました。
一人継続した足浴
しかし両足底の皮膚めくれと両足指間に白癬があり、思っていたよりもひどくてびっくりしてしまいました。
毎日足浴をケアに入れ、地道なケアをしていました。
すると2週間ほどで見違えるほどに綺麗になりました。
その後、毎日の足浴を1週間に3回となりましたが、私は毎日足浴をしていました。
「足を洗ってもらうととても良く眠れてリハビリも足が軽くて頑張れるんだ」と言われた事があったからです。
スタッフに強要はせず、自分だけ行っていました。
「縁の下の力持ち」
患者さんと家族からは感謝されましたが、それを見ていた同室の家族の方から「手を抜く事はあるけど、患者さんの言われた事にきちんと耳を傾けて黙ってしている姿は、縁の下の力持ちだよ。地道な事かもしれないけど患者にとってはとても嬉しい事なんだよ。見ている人は見ているからいつまでも縁の下の力持ちで、患者さんを助けてね」と言われました。退院される頃には白癬も皮膚めくれもなく潤いをキープされて自宅へ帰って行かれました。
そこから目覚めて足浴に力を入れてケアしています。