テーマ:患者さんと「通じ合えた」と思えた看護ができたとき
気難しい利用者
対応に困る利用者に…
訪問看護の経験です。
気難しくて、色々と訪問後に不満や細かい事を注文されてくる独居の利用者さんがおられました。
たまたま、私の近所の方だったので、尚更その事を内密にしたかった為に自分のプライベートである、家族の事や住まいなども探られたり直接に尋ねられても、やんわりと断ったのですが、そうすると苦情を言われました。
「人間対人間」の関係になりたい!
その方のケアをするときは、顔色や気を使うことばかり気にしていたが、あるときに学生時代に学んだ『人間対人間』の関係になりたいと考え、それから、一人の人としてその方の人生や行き方、病気と向き合ってこられた姿勢などを受け止め、感銘し、そこから何か光やその方の強さを一緒に見出だしていこうという気持ちへ、自然と変わっていきました。
気が付くと、以前の気難しさに気を取られてた事が気にならなくなり、温かい感情が 自分の中でケア中と感じられるようになりました。
久しぶりの訪問で、まさかの!
あるとき、その利用者さんの自宅へ久し振りに訪問すると、私の姿を見て抱き締められました。
びっくりしましたが温かい気持ちになりました。