• 公開日: 2017/4/12
  • 更新日: 2018/12/13

叱責「しなかった」のは、先輩の心遣いだったんだ

テーマ:「先輩」の立場になって気づいた、「後輩」時代には気づかなかった先輩のフォロー

今になってわかる先輩の心遣い

kokorodukai

患者様の前で…

麻痺のある患者様の車椅子移乗で、誘導に失敗して、バランスを崩し、体がずりおちそうになってしまいました。
わたしは患者様に申し訳なく、何か話すと言い訳になりそうで、言葉を発することが出来ませんでした。
患者様の前で思考停止して、固まってしまいました。

叱責されなかったことが情けなくて…

患者様は恐怖を感じ、パニックになりかけました。
そのとき、先輩が上手に声をかけてくださり、大事にいたりませんでした。
その場を離れてから、先輩に手落ちを謝りましたが、叱責はされませんでした。
逆にそれが情けなくて、辛くて、次は絶対失敗しない、と心に決め練習しました。

後輩の気持ちを考えてくれた先輩

心遣いいただけたことがありがたく、自分も他の人の感情を大切にしたいと思いました。
先輩の立場だったら、叱責しないでいられるか、いまはまだ自信はありませんが、失敗した後輩の気持ちも考えられる先輩になれるよう、努力していきたいと思います。

●執筆●mm さん

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