テーマ:「看護師なんてもう辞めてやる!」…を乗り越えたワケ
あなたなら大丈夫。
職場内でのイジメ
前職場(看護学生の時から働いていた)で職場内イジメに合いました。
職場では勿論シカト、陰口(本人に聞こえるように)SNSでも文句を書かれていました。
看護記録を指導者に見せると書き直しを命じられ、日勤できてるのに日にちを跨いで一時とかに帰ったこともありました。
あまりに過酷で主任に相談したら【あなたが悪いからこうなるんじゃない。】と言われました。
「自分は看護師に向いていない」
ある日、受け持っていた部屋の患者さんが転倒して頭から血が大量に出ていて、私が発見しナースコールと大声で『来て下さい!』と伝え先輩ナース達が駆けつけ対応してくれました。
その患者さんは意識もしっかりしており発語も見られ『ごめんね。』と私に向かって言われました。
しかし、患者さんを守れなかった…と思い詰め、そこから職場に行かなくなりました。
助けを求めても無駄。
そして、自分は看護師に向いていないと思い退職しました。
もう一回チャレンジしてみようかな
家に引きこもっていた時に母親から『飲みに行くよ!』と無理やり家の外に連れ出してbarに連れて行かれました。
そこで母から『もう、看護師しなくていいよ。あんたの好きなことをしなさい。』と母から言われた。
その時に肩に乗っかっていた重りが無くなったかのように思いました。
その日から飲みに出歩くようになり少しづつ出会いを増やしていきました。
ある日、出会った方が看護師をしている方で今までの経緯を話していた時『まだ少しでも看護師したいと思うなら県外に出てみてもいいかもね。無理に働かなくていいさ、逃げたっていいさ。』と言われ、『もう一回チャレンジしてみようかな。』と思うようになりました。
さっそく県外で探し実家にも帰れそうな距離の職場を見つけました。
早速面接の日程を組み面接を受けました。
「あなたなら大丈夫」の言葉に
その時、私は『私は前職場でイジメに合い辞めました。そして中途になりますが、実務経験もほとんどありません。そして、上手くやっていけるか分かりません。ですが、一生懸命自分なりに頑張っていきたいと思っています!』と看護部長に伝えました。
看護部長から『えぇ、大丈夫ですよ。嫌になったり何かあればすぐ知らせて下さいね。でもね、あなたなら大丈夫だから。』と話して下さいました。
面接は無事終わり、数日後内定通知を受け取りました。その職場に就職して働き始めました。
分からないことだらけな私に優しく指導して下さり、声をかけて下さったり、看護部長も定期的に声をかけてくれたりと毎日笑顔で仕事ができ、今では『手伝って!』と声をかけてもらえるまでに成長しました。
あの時、看護師を辞めなくて本当によかったと思っています。
今はまだ准看護師ですが、正看護師になるため春から看護学生になります。
また壁にぶち当たると思いますが、負けず挫けず私らしく頑張っていこうと思います。