テーマ:家族として「介護」に関わった時
ローソクの火が消えるように、安らかに旅立っていきました。
看護師として起こさせたくなかった3つ
95歳の寝たきり義母の在宅介護5年間。
看護師として、「褥瘡、誤嚥性肺炎、関節の拘縮」、これだけは何としても起こさせたくない。
そんな思いで必死にケアをしてきた。
看護師だったおかげで
勿論主人の協力があったからできたこと。感謝している。
DS.SS.は完全拒否。在宅で使えるサービスを目いっぱい利用で乗り越えてきた。
食が細く、上記目標の危険性は大。
暗くなりがちな介護をなんとかユーモアを交え楽しく・・・と、一緒に動揺を歌い、炭坑節の歌に合わせて手踊り、じゃんけんを3人で競い・・・と、他人が見れば何をやっているのか?と思うほど。
排泄介助時も、「御開帳の時間です」と声をかけ、お尻を上げてくれれば、向こうを向いてくれれば、私が「ありがとう、ありがとう」の連発。
不思議なことに、排泄介助が一度もつらいと思わなかった。
これも、看護の道を歩いてきたおかげかな?と、思っている。
悔いの残らない満足のいく看取りができたと思っている。