テーマ:違う立場に立って、見えてきたもの
部署が異動になって
急性期の病棟への「憧れ」
急性期患者様の病棟で、看護師が生き生きと働いている姿にあこがれていました。
他の同僚も、みんながかがやいていると話していました。
異動で急性期病棟へ
慢性期の入院患者様の病棟から急性期の患者様の病棟に移動になったとき、自分でもそう感じました。
自分はこのなかでやっていけるのか少し不安になりました。
1日、1日があっという間で、こころの余裕もなく働いていました。
ただ、1日の終わりには、毎日反省して、明日はもっと患者様に対する手技を上手にやろうとか、周囲の方に迷惑をかけないようにしようとか反省していました。
慢性期病棟での日々を振り返って
いま立ち止まって考えると、慢性期の病棟のときの患者様に対して、本当に申し訳なく思います。
患者様にとっての時間、日々に変わりはありません。
なぜ、慢性期の患者様にも同じように対応できなかったのかと思うと、心が苦しくなります。
ほんの小さな変化でも、患者様にとっては貴重な瞬間です。
大事にしてあげていなかった自分の傲慢さを忘れずに、今後も働いていきたいと思います。