• 公開日: 2016/1/16
  • 更新日: 2018/12/13

全くナースに興味がなかった私が、看護系高校に入学したのは…

テーマ:だから私はナースを選びました

ともだちの一言。

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ともだちからの誘い

とくに看護師を目指していたとか、憧れていたとか、そんなことは全くなかった中学3年の頃。
高校のオープンキャンパスがたくさん開かれ、当時仲の良かったともだちが「あんたここ(看護学科のある高校)行ってみたら?」と何気なく言ってきました。

なんとなく行った看護系高校

他に興味のある高校もないし、オープンキャンパスに行ったことがなかったから行ってみたいなと思い、出向いてみると。
なんと片道2時間もかかる場所にその高校が。
実習着を着た先輩に血圧を測ってもらったりしましたが、それほど感動もせず。
当然です、看護師に憧れていないのだから。笑
帰りも2時間かけて帰りました。
なんてしんどいんだ、これがオープンキャンパスへの感想でした。
そして他の高校のオープンキャンパスに行くのがめんどくさくなり、願書を提出しなければならない時期に。結局2時間かかる看護学科のある高校にしか、見学に行っていなかった私。
しんどかったのに何を血迷ったのか、その学校を第一志望に。
中学の先生が推薦してくれ、特待生で高校に合格。そこしか受けなかったので、そのまま入学。
地元を離れたくなかったので2時間かけて毎日通いました。

一言がきっかけで

高校のときから病院実習があり、周りの友達は遊んだりバイトしているのに、自分は勉強ばかり…
「高校の青春時間をつぶしたのだから、なんとしても看護師に」と思い、看護専攻科に進学。
ますますしんどくなる授業と実習。乗り越えたんだから国試受からなくてはと、国試に合格。
合格したからには看護師として働いてみよう!ということで看護師に。
全く看護師になりたいと思っていなかった私ですが、なんと3年目で訪問看護に携わることができ、そこから一転。看護師は天職だと思うようになりました。
友達の何気ない一言が、私の人生、そして価値観を180度変えてくれました。

●執筆●づん さん

このエッセイは 「ナースエッセイ」 にご応募いただいたものです。
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