テーマ:人生の転機
転職
「病院のため」と異動を受け入れたのに
オペ室の管理者をしていたのですが、33歳~34歳の時に、当時の看護部長から、オペ室から外科・整形病棟へ移動命令が出ました。
行きたくはなかったですが、病院のためと思い異動した矢先、看護部長が退職し、外部から看護部長が来られました。
異動に振りまわされる中
来られた看護部長は理事長にICUをオープンさせるとの公約をしていたらしく、病棟へ移動して3か月でICUの管理者として、立ち上げることになり、異動しました。
その8か月後に外来師長が退職し、今度は外来へ移動となりました。
正直、1年で4か所も変わるとモチベーションも保てず、いまいち仕事に嫌気がさしていたときに、他院からオペ室の師長で来てほしいとオファーがあり、35歳の時に転職しました。
転職を後悔した日々を乗り越えて
今までの管理者経験からどうにかなると思っていましたが、施設が変われば風土も違い、今までと違って何をするにもうまくいかず、転職しなければよかったとも思っていました。
そんな中、僕を引き抜いてくれた看護部長はすぐに退職されてしまいましたが、次に看護部長になられた方が教育熱心で、初めて管理を意識するようになりました。
今ではセカンドレベルまで受講させていただき、次期管理者候補の育成やスタッフ教育がなんとなくわかってきたように思います。
以前の病院で、まだ管理者をしていたら、今のように管理について考えることも少なかったのではないかと思い、今では転職してよかったと思っています。
今の施設でもっと管理を深め、いつかは他施設で自分の管理能力がどれほどのものか、試してみたいと思います。