エッセイ

ナースのちょっとイイ話

毎日悔し涙を流した新人時代。そんな私を支えてくれた人は…

2015/5/30

テーマ:新人時代の思い出

まっすぐで一生懸命、患者さん優先だったあの頃

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悔し涙を流す毎日の中で

新人時代、本当に目の前のことを片付けるのに精一杯でした。
上司や先輩に怒られる毎日。帰り道悔しくていつも泣いてばかりいました。
しかし、一方で患者さんには本当に優しくしてもらったのを覚えています。

落ち込む私を励ましてくれた患者さんたち

毎日上司に怒られてる姿を見ていた患者さんが
「あんさんいつも??さん(上司)に怒られてるやろ?でも、俺思うんや。あんたはそんなダメな看護師じゃあらへんで?真面目で一生懸命で頑張ってるのようわかる。あの上司は何を見てるんやろな。」
と言ってくださったのを覚えています。
また、別の患者さんには
「××(私)さんにはいつも甘えちゃうんだよね。ごめんね、わがまま言って。××さん、いつかきっと良い看護師になると思うよ。」
と言って下さった方もいます。

患者さんたちの励ましがあったから、今がある

様々なことで励ましてくださった多くの患者さんの中にはすでにお亡くなりになった方もいます。しかし、こういった患者さんがいたから今があるといっても過言ではないと思います。
あれからもう丸五年経とうとしています。業務自体はどんな臨時の出来事が起きても対応できるようになりました。しかし一方で時々、自分がいかに仕事をスムーズに行えるかを優先して仕事をしてしまうこともあります。
ふっとあの頃に戻って患者さんの気持ちに寄り添い、ゆっくり心のうちを聞いてあげられる看護師にならなきゃなと思うことがあります。
亡くなった患者さんが天国で、
「××さん、本当に良い看護師になったね。」
と言ってもらえるように、患者さんの気持ちに寄り添える看護師でありたいと思います。

●執筆●ドジナース さん

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