テーマ:私が看護師になった理由
祖母の強さ
足が不自由ながらも可愛がってくれた祖母
足に障害を持っていた祖母
祖母の家は段差だらけ
けれども、「しんどい」とも「辛い」とも一言も言わず
私が遊びに行ったときは、嬉しそうに
けれども、歩きにくそうに畑から野菜を採ってきて
いつも私に「沢山野菜食べんさい」「たまには美味しいもの食べんさい」
と可愛がってくれていました。
祖母の人工関節を持った時、想いがあふれた
その後、大切な祖母が急逝し、火葬が終わった後、
残ったのは、白い骨と、両膝に入っていた人工関節でした。
金属の関節を持った瞬間、重みが体全身を伝わり
「こんなに重い物を両膝につけて、おばあちゃんは、何にも言わず頑張っていたんだ」
もっと私に祖母の病気やケアの知識があれば
祖母はもっと快適に過ごせたはずだ…。
何にも祖母を助けることができなかった強い後悔から
ファッション関係の仕事を辞め、看護の道を進みました。
思い出が背中を押してくれているから
学校生活でも辛いことはありますが、
生前の祖母の頑張って歩いている姿を思い出すと、
力が湧いてきます。
祖母が私を看護師の道へ導いてくれました。