【疾病】慢性腎臓病の説明で正しいのはどれか。
1.糖尿病腎症は含まれない
2.病気分類の5期から蛋白制限が必要である
3.腎障害を示す所見が1週間持続すれば診断できる
4.糸球体濾過量(GFR)の低下は診断の必要条件である
5.病期の進行とともに心血管疾患のリスクも高くなる
―――以下解答―――
(解答)5
<解説>
1.(×)糖尿病性腎症が慢性腎臓病に占める割合は年々増加している。
2.(×)3期から蛋白制限を行う。
3.(×)腎障害を示す所見が3カ月以上持続するのが診断の基準となる。
4.(×)糸球体濾過値は慢性腎臓病の診断における十分条件である。
5.(○)病期の進行とともに高血圧、心不全、脳血管障害のリスクが高くなる。