【基礎】経管栄養法における経鼻チューブ挿入で適切なのはどれか。
挿入時はファウラー位にする
咽頭部よりも先へ挿入する際は頸部後屈位にする
嚥下運動よりも速い速度で挿入する
胃内への挿入を少量の栄養物を注入して確認する
―――以下解答―――
(解答)1
<解説>
1.(○)経鼻チューブを挿入するときは、チューブがスムーズに挿入できるように座位またはファウラー位とする。
2.(×)頸部後屈位にすると、チューブが気管に入りやすくなり、危険である。
3.(×)チューブが咽頭部を通過したら、嚥下運動にあわせてチューブを挿入する。
4.(×)胃内へチューブが入ったかどうかを確認するには、気泡音を聴取するか、吸引により胃内容物が逆流するかどうかを確認する。