【疾病】関節リウマチで正しいのはどれか。
1.膠原病の中で最も頻度の高い疾患である。
2.夕方の関節の痛みとこわばりが特徴的である。
3.関節炎が3か所以上に多発することはまれである。
4.関節リウマチに癌を合併したものが悪性関節リウマチである。
―――以下解答―――
(解答)1
<解説>
1.(○)関節リウマチは膠原病の中で最も頻度の高い疾患で有病率は0.3~1.5%。日本の患者数は50~70万人で30~40歳で好発する。
2.(×)起床時の手指のこわばり(朝のこわばり)で始まる。
3.(×)アメリカリウマチ学会では3関節以上で6週間持続していれば関節リウマチの可能性が高いとされている。
4.(×)日本では、血管の炎症を伴い皮膚の潰瘍や心膜炎、消化管潰瘍などの内臓疾患を伴うことを悪性関節リウマチ(MRA)とよぶ。