• 公開日: 2014/1/20

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【疾病】28歳の女性。無月経で受診した。妊娠反応は陰性で、血中プロラクチン値の顕著な上昇が認められた。薬物は使用していない。最も考えられる原因はどれか。

【疾病】28歳の女性。無月経で受診した。妊娠反応は陰性で、血中プロラクチン値の顕著な上昇が認められた。薬物は使用していない。最も考えられる原因はどれか。

  1. 1.摂食障害

  2. 2.下垂体腫瘍

  3. 3.過剰な運動習慣

  4. 4.頻回の子宮内膜掻爬

―――以下解答―――









(解答) 2  

<解説>

1.(×)摂食障害では血中プロラクチン値の顕著な上昇は認めない。

2.(○)プロラクチンは下垂体前葉で産生されるホルモンなので、下垂体腫瘍のうちプロラクチン産生を伴うプロラクチノーマである可能性が高い。

3.(×)過剰な運動習慣では血中プロラクチンの顕著な上昇は認めない。

4.(×)妊娠中に血中プロラクチンの上昇を認めても、頻回の子宮内膜掻爬によってプロラクチンの上昇をみることはない。

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