マンガ
  • 公開日: 2026/3/30

病気を知ることと、その人を知ることのあいだで③(最終話)―患者さんを「生活者」として捉えるということの大切さー|【マンガ】忘れられない患者さん

  • 原作

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REGALIA PROJECT代表。看護学生の笑顔と自信をはぐくむオンライン個別サポートTe-iara Online代表コーチでもあり、現役の実習指導教員として活躍中。ナース専科では「看護実習エピソード」マンガの原作を担当。

カンファレンスでみんなから出た質問に答えられなかった学生は、自分は患者さんの何を見てきたんだろうとショックを受け…看護師から募集した、忘れられないエピソードをお届けします。

※この作品はフィクションです。実際のエピソードもとに、個人が特定されないよう一部を脚色しています。

カンファレンスの後、学生は教員に患者のことを何も分かっていなかったと話し、教員はこれから何を積み上げるかだと指導した 翌日、学生は患者の部屋に訪室し、体調だけでなく今後の生活について聞くことにした 患者はこれからの不安について少しずつ話してくれた 学生は不安を話してくれたことを患者に感謝を伝え、問題解決のために教員に相談した 深く考え始めた学生に、教員も一緒に考えて行こうと話す。病気を知ることが患者を知ることだと思っていた学生だったが、そのどちらも大切だと学生は気付いた 学生は患者にきっと良い看護師になると言われた
このエピソードを通して想ったこと
実習で患者さんを捉えるとき、自分の興味や関心のある部分に偏ってしまうことは珍しくありません。今回のエピソードでは病気や治療といった身体的側面に偏っていましたが、逆に心理的側面(患者さんの不安や思い)ばかりに注目し、疾患や治療の理解がおろそかになってしまう学生もいます。
また、「ここが大事」という学生自身の思いが強すぎるあまり、患者さんにとっての優先順位とずれてしまい、必要な看護に不足が生じることも、実習の現場ではよく見られます。
今回のエピソードで印象的だったのは、学生が自ら課題に気づき、患者さんを全体として捉えることの重要性を実践を通じて学べた点です。カンファレンスでの一場面は、学生にとっては苦い経験になってしまったかもしれません。しかし、その経験をバネに患者さんの立場で考えられるようになったことは、看護者としての大きな成長であったと感じます。
これから実習に臨む学生さんにも、今まさに患者さんと向き合っている学生さんにも、援助者として患者さんへの関心を持ち続ける姿勢を、どうか大切にしてほしいと願っています。
作画
アイコン画像
しろくま
@shirokuma_811
インスタで6歳4歳男子の育児絵日記を描いてます。趣味はゲーム、アニメ、漫画、好きな作品のファンアートを描くこと。楽しんで描くことをモットーとしてます!

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