マンガ
  • 公開日: 2025/5/9

頑なに閉じた心を開くまで③(最終話)|【マンガ】忘れられない患者さん

あの頑なに拒否し続けていた利用者さんの変化を嬉しく、最後の言葉を今でも忘れられません…看護師から募集した、忘れられないエピソードをお届けします。

※この作品はフィクションです。実際のエピソードもとに、個人が特定されないよう一部を脚色しています。

徐々に入浴介助に慣れ、他の看護師が担当することも増やしましたが、利用者さんと合わないこともあり、その都度利用者さんの話を聞きながら進めていた 1年が経過し、利用者さんは怒鳴ることもなくなり他の利用者さんとレクをしたり楽しそうに過ごされていましたが、水分制限があるなか缶コーヒーを買うなどしてしまうこともあった ある日、自販機の前にいる利用者さんを見つけ声をかけると、看護師にお汁粉を買って渡してくれた その後、家庭の都合で退職することになった看護師。最終勤務の日に利用者さんに声をかけると 看護師が退職することを寂しそうに話す利用者さん 利用者さんは看護師に最期を見送ってもらいたかったと話し寂しいお別れとなった。それでも、思い出すと看護師になってよかったと思える出来事だった

このエピソードは、「そふとナ鬼嫁さん」からご応募いただいたものです。

作画
アイコン画像
くもやあきこ
@akikokumoya
イラストレーター兼漫画家。愉快な6歳と4歳の姉弟、愛猫との日々、大好きな特撮について、SNSとブログに綴ってます。見てくれた方の心に響く漫画を描きたいです!

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