ポケットに入れておくべき必需品は何?
最も多かったアイテムは、やはり筆記用具でした。ナンバー1の「ボールペン」は、3色以上がお約束。紙カルテの場合はかなり使うので、複数本ポケットに入れておくのだとか。
次に多かった筆記用具は「油性マジック」。これは、輸液バッグなどに患者さんの氏名を書いたりするのに使用するため。ぴあのさんは、「油性マジックはポケットの汚染防止のためにノック式を選んで」とコメントしてくれました。
また、「ポケットサイズのメモ帳はあると便利です。業務内容や調べたことを書いていました」(ローズさん)と同様のコメントも多数あり、メモ帳も7つ道具の一つと言えそうです。
さらに、「秒針がある時計」(strawberryさん)や「ペンライト。 急変の時や夜勤の時に懐中電灯変わりに役立ちます」(未設定さん)、「ハサミ(ストラップ付きといったポケットから離れないもの。病室などにハサミを置き忘れないようにするためです)」(タケさん)といったアイテムも多く挙げられていました。
そのほかにも、印鑑や聴診器、電卓、タイマー……と、とにかくいろいろ入っている新人ナースのポケット。7つ道具どころか、10個以上入れている人も!
「ハサミ、油性ペン、3色ボールペン、アルコール綿、三方活栓のキャップ、蛍光ペン、病院から配布されるポケット手順書、メモ帳、テープ、自分で作ったカンペ、印鑑、時計は必ずポケットに入ってます。ポケットはパンパンです。笑」(れーチャンさん)
ほかに、シューズや着圧ソックスといった身に付けるものも挙がっていました。
これらのコメントをまとめて、「新人ナース必携7つ道具」を選定するならば、「3色ボールペン、メモ帳、印鑑、ペンライト、ハサミ、時計、油性ペンの7点は必須!!」という、まるもさんのコメントに集約されるのかもしれません。
スケールやポケットブックも持っていると便利!
スケールも必需品として挙がっていたものの一つ。
「JCSスケール、点滴の滴数表、瞳孔の大きさが分かるように、ラミネートしてポケットに入れてました」(さっきーさん)のコメントどおり、意識レベルを判定する「JCS」「GCS」の両スケール、瞳孔計、滴下スケールが御三家のよう。
また、新人さんならでは、といえるアイテムとしては、ポケットに入れておいて、現場ですぐに確認できる「ポケットブック」が挙げられそうです。
内容としては、「所属の科でよく出てくる、薬・検査・看護用語などをまとめたものがあれば良かったと思います」(たみさん)、「看護用語集(記録の際に漢字が思い出せないときに便利)」(さぁさん)、「病棟でよく使う検査データの正常値などをまとめた虎の巻は透明シートに入れてしのばせておくと自然と覚えていきます」(セサミさん)など。自身でまとめたノートを持っているという人も数名いました。