マンガ
  • 公開日: 2025/8/13

そばにいるだけで|【マンガ】忘れられない患者さん

あの時、患者さんと一緒に見た花火を私は一生忘れません。これからも寄り添う看護を大切にしたいと思います。…看護師から募集した、忘れられないエピソードをお届けします。

※この作品はフィクションです。実際のエピソードもとに、個人が特定されないよう一部を脚色しています。

私お病院では年に1回花火を見るために会議室が解放される。看護師は患者に花火大会だと嬉しそうに声をかける 患者はあまり花火に乗り気ではなく、1人で見ても仕方ないと話す 患者は末期がんで、辛い治療にも大丈夫と答える人だった。花火も大丈夫とはなし、妻は足を怪我して面会に来れない状況だった 看護師は車いすを準備して花火に誘った 患者さんはまんざらでもない様子で花火を見に行くことを了承した 患者と看護師が空を見上げて花火を見ている 花火を見て嬉しそうは患者を見て、看護師も嬉しくなる それから1週間後に患者さんは亡くなった 後日、奥さんが来院し花火を見せてもらったことを喜んでいたと看護師に話した あの時、ただ傍にいるだけでいいと教えてもらった 花火を見ながら話したことを思い出し、改めて看護師になって良かったと思った

このエピソードは、「みつば さん」からご応募いただいたものです。

作画
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ヨハヌン
@yohayoha.7
海外ひとり旅をしながら、人との出会いやグルメを漫画にしてブログやSNSにアップしています。犬と猫と日本食と漫画が大好き。一期一会を大事にしたいと思える作品をお届けしたいです!

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