教員として、看護学生と実習指導者を繋ぎ、より良い学びが得られるよう手助けすることの大切さを改めて感じました。…看護師から募集した、忘れられないエピソードをお届けします。
※この作品はフィクションです。実際のエピソードもとに、個人が特定されないよう一部を脚色しています。
原作者:あこ先生から<ひとこと>
実習の現場では、学生一人ひとりの理解度や成長のペースが異なります。だからこそ、指導者と学生の間に立ち、その学生に合った指導のあり方を一緒に探っていくことが、教員としての大切な役割なのだと改めて実感しました。
学生が壁にぶつかったとき、どうすれば前に進めるのか。指導者としての思いと、学生の不安や戸惑い。それぞれの気持ちを受け止めながら、教員と指導者が手を取り合い、適切な目標を設定し、寄り添いながら支えていくことで、学生が安心して学び、「もっと知りたい」「できるようになりたい」という前向きな気持ちを引き出せるのだと思います。
これからも、学生が実習の中で少しずつ自信を積み重ね、「わかった!」「できた!」と喜びを感じられる瞬間を増やしていけるような環境づくりを大切にしていきたいです。