• 公開日: 2013/9/29
  • 更新日: 2020/3/30

【連載】現場で使える!英会話1分間レッスン

症状の聴取を英語でするには?[呼吸器編1]


外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!


患者さんに一番近い存在の看護師は、「今日はどうされましたか?」から始め、症状を聞いて患者さんに起こっている健康問題の把握を行います。外国人の患者さんに対してもコミュニケーションを通して主観的情報を収集し、客観的情報と合わせて全身状態の把握が必要ですね。
そこで今回は、これだけは知っておきたい!症状の聴取に必要なフレーズを診療科に分けて紹介します。
最初の診療科は、呼吸器です。
症状の把握には、OLDCARTを用いて問診を行います。OLDCARTとは、Onset(発症)、Location(症状のある部位)、Duration(症状のある持続時間)、Character(症状の性質))、Aggravating/Alleviating factor(増悪/軽減要因)、Radiation(症状の広がり)、Timing (症状がいつ起こるのか) の頭文字をとった症状のアセスメントツールです。

本日のフレーズ

(呼吸器の)看護師の佐藤です。
今日はどうされましたか? いつから調子が良くないですか?

お決まりのフレーズ「今日はどうされましたか?」から始めましょう。
ただし、問診の前には、手洗い(Hand-wash)、患者さんのプライバシー保護(providing privacy)、自己紹介( self-introduction)、 ID確認(checking ID)を忘れずに。

>>さて、みなさんはどう英語で表現しますか?

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