面接で聞かれて困る3つの質問＆回答のコツ

「えーっと・・・」回答に詰まるその前に

「前の職場を短期間で辞めているようですが、理由は何ですか？」
などなど、面接では時おり、聞かれてもすぐには答えづらい質問を投げかけられることがあります。

今回は、【面接で聞かれて困る3つの質問と回答のコツ】をご紹介。
実際の面接の場であたふたしないためにも、ここでポイントをしっかり押さえておきましょう！

困る質問１「前の職場を短期間で辞めた理由は？」

この質問で面接官が見ているのは、

• 明確なキャリアプランを持って転職しているか

という点。

大切なのは、前職での経験を、次の職場でどう活かしたいかを明確に伝えることです。

例えば、「前職の総合病院では幅広い症例に触れてきました。今後はそこで身に着けた様々な手技を活かしつつ、学生時代から関心があった循環器について学び、高い専門性を身に着けたいと思っています」といった回答をすれば、意欲的な人間であることを面接官にアピールできるでしょう。

また、たとえ事実であっても【職場の雰囲気や人間関係】を理由として挙げるのは避けたいところ。
人間関係のトラブルなどはどこの職場でも生じ得ることなので、「採用しても同じトラブルを起こしてすぐに辞めるのではないか？」と、面接官を不安にさせてしまいます。

困る質問2「今までで一番苦しかったことは？」

この質問で面接官が見ているのは、

• 入職後に苦しい場面が訪れた時、どう対処するか

という点。

過去の苦しかった経験について、「どう対処したか」「何を学んだか」を具体的に伝えましょう。
面接官に対して、どんな問題にも粘り強く取り組める人、といったアピールができます。

ただし、一歩間違えば単なる愚痴や苦労話に終始し、後ろ向きな人と思われてしまう可能性も。
苦しい経験を経て自分がどう成長したかを、自信を持って面接官に伝えられるように、前後関係を整理しておきましょう。

困る質問3「転職回数が多い理由は？」

この質問で面接官が見ているのは、

• 採用後に長く働いてくれる人物かどうか

という点。

この質問への回答は、「より高い専門性を身につけたかったから」など、前向きな理由がベター。
人間関係や待遇の悪さが理由の場合でも、それを正直に伝えると、「堪え性がない人」などと思われてしまう可能性があるので、気を付けましょう。

ちなみに、転職回数が多い人は「新しい環境に順応しやすい」「色々な人と触れ合ってきているので、誰とでも円滑なコミュニケーションを図れる」とプラスに捉えられる場合もあるようです。

転職回数が多いことをネガティブに思わず、笑顔とハキハキした声で誠実な人柄をアピールしましょう。
「今回は長く働いてくれそう」と面接官もきっと安心するはずです。