• 公開日: 2009/4/19

【連載】現場で使える!英会話1分間レッスン

症状の聴取を英語でするには?[消化器編43]

外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!


患者さんに一番近い存在の看護師は、「今日はどうされました?」から始め、症状を聞いて患者さんに起こっている問題の把握を行います。外国人の患者さんに対してもコミュニケーションを通して主観的情報を収集し、客観的情報と合わせて全身状態の把握が必要です。

今回は、腸の疾患:大腸がんのリスク要因・症状・事例を紹介します。

大腸がんは、「colon cancer」または「colorectal cancer」といいます。 colorectal cancerは直訳すると「結腸直腸がん」ですが、「大腸がん」と訳するのが一般的です。

大腸がんは、大腸(結腸・直腸・肛門)にできるがんであり、日本人が最も多くかかるがんです。大腸がんは、早期発見・早期治療により9割以上が治るといわれています。早期発見のため40歳からの定期的な検診を勧め、大腸がんのリスク要因についての理解を促し、リスクを軽減していく教育的なかかわりが重要視されています。

本日のレッスン

主な大腸がんの症状(Symptoms of colon cancer)⑤:鉄欠乏性貧血、全身症状

Colon cancerの症状を知ることは、患者さんへの問診時に、注意すべき症状を見逃さず、必要な情報を聞き逃さないスキルにつながります。

今回も代表的なcolon cancerの症状を紹介します。

関連記事

看護知識

ナース専科で看護知識を”学ぶ”記事ランキング