• 公開日: 2018/6/16
  • 更新日: 2019/7/8

入院患者を増やさない草の根活動。それが私の天職でした!

テーマ:私が病院以外に就職した理由

対象は苦手な子ども

hoken

「病気になる前に知りたかった」

病気になった人を診ることも大切ですが、病気になる前に、伝えたいことがたくさんできました。
実際に保健指導した患者さんにも「病気になる前に知りたかった」と言われて、大学の保健室への転職を決意しました。

対象者に合わせた指導

肥満指導したら、半年間ですっかりやせたり、中には2か月の運動で10kg減量した子もいました。
対象が学生なので、一人一人の反応をみながら、
「このままのペースだと、卒業する頃には、0.1トンだよ。」
「洋服も、最近、買い直したでしょ?(なんで分かるんですか。)」
「去年A判定だった心電図が今年はB判定になってるよ。ほら、まだ二十歳なのに心臓まで影響出てるよ。」
「カッコいいから、痩せたらモテるでしょ。」
など、健康になって欲しいけど、健康に付随した若者が気を引く内容を意識しています。

入院患者を増やさないために

病院にいた頃よりも、成果を感じてやりがいがあります。
自分も夜勤を辞めてから体調が凄く良いので、夜更かしや深夜のアルバイトをする学生にも自分の体験を交えて、お話しすることが出来ます。
教職員も、入院に至る前に健診結果を見て指導できるので、入院患者を増やさない草の根活動ができていると思います。

●執筆●コペン さん
看護師12年後、大学編入し、養護教諭一種の免許を取得し、大学の保健室勤務5年経ちました。
保健(中高)一種、CPR・AEDインストラクター、健康管理士一般指導員の資格も取得しました。
このエッセイは 「ナースエッセイ」 にご応募いただいたものです。
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