エッセイ

ナースのちょっとイイ話

学生時代からずっと受け持っていた患者さん。最後の家族の言葉に…

2016/8/3

テーマ:最も心に残っているエピソード

家族からの一言

from family

「母はあなたに会いたかった」

癌の末期で入院された60代の女性。
抗がん剤が効いて一時は退院したのですが、半年後再入院。
「もっと大きな病院へ行った方がよいのでは?」と家族に言われた時、「あの病院でなければ嫌だ。」と断り、当病院へ。
ひと月程で、御亡くなりになりました。
後日家族が挨拶に来て、「母はあなたに会いたかったようです。あなたに看取ってもらえて、母は幸せだったと思います。有難う御座いました。」と言われ、私は帰宅後涙が止まりませんでした。

看護師としての目標に

最初の入院の時、私は最終学年の実習で彼女を受け持っていました。
そして卒業、その後そのままその病棟勤務となり、再び彼女に相見える事となったのです。
縁と言うのは不思議なもので、私の勤務中に彼女は亡くなりました。
「あなたに会えて良かった。」そう言われるような仕事を、今後も目標として行こうと思っています。

●執筆●あの頃はまだ新人でした。 さん

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