まなび
  • 公開日: 2015/11/15
  • 更新日: 2018/12/13

看護師国家試験アプリ一斉模試問題 11月14日実施分

第105回看護師国家試験に向けての一斉模試を、ナース専科の国家試験対策アプリ上でおこないました。2015年11月14日の模試問題の一覧を公開します。
次回の模試は11月21日におこないますので、看護学生の方はぜひご参加ください。
アプリ上で模試に参加すると卒業年別の平均点がご覧いただけます。
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11月21日看護師国家試験分野別模試(疾病)

■循環障害とそれに関わる疾患との組み合わせで正しいのはどれか。

1.塞栓症ー潜水病(減圧症)
2.充血ー静脈炎
3.虚血ー紫斑病
4.うっ血ー動脈硬化症

【正解】1
1.(○)潜水病は水中に深く潜水していた人が急いで浮上した際に血液中に溶け込んでいた窒素が気体となって気泡をつくり、それが血管を閉塞してしまう疾患である。
2.(×)充血とは動脈血の貯留した状態である。
3.(×)虚血とはある臓器への動脈血流が不足し、酸素供給が減少する状態である。
4.(×)うっ血とは静脈血液の貯留した状態である。


■強い心窩部痛を起こすのはどれか。

1.食道静脈瘤
2.委縮性胃炎
3.急性膵炎
4.劇症肝炎

【正解】3
1.(×)食道静脈瘤は通常痛みを伴わない。
2.(×)委縮性胃炎は通常痛みを伴わない。
3.(○)急性膵炎では心窩部から背部にかけて激痛を伴うことが多い。
4.(×)劇症肝炎の症状は黄疸や全身倦怠感、消化器症状などである。


■関節リウマチで正しいのはどれか。

1.関節滑膜から病変が始まる。
2.片側から出現し反対側に及ぶ。
3.肘関節で起こるとO脚になる。
4.運動すると関節のこわばりが出現する。

【正解】1
1.(○)関節滑膜の絨毛状変化が骨軟骨を破壊する。
2.(×)関節が対称的に侵され、徐々に全身の大関節におよび、変形と機能障害が生じる。
3.(×)変形によってO脚になるのは膝関節である。
4.(×)関節のこわばりは、早朝の目覚めの時点で最も強く、日中の活動によって徐々に軽快する。


■65歳の男性。数日前から軽い頭痛があり来院した。若い頃から飲酒の習慣がある。1か月前に酔って転倒し頭を打ったという。高血圧の既往はない。最も考えられる疾患はどれか。

1.脳出血
2.くも膜下出血
3.急性硬膜外血腫
4.慢性硬膜下血腫

【正解】4
1.(×)脳出血の主な原因は高血圧で、多くの場合、気分不快や頭痛・嘔気などを訴える。重症の場合は意識障害がみられる。

2.(×)くも膜下出血では突然の激しい頭痛で発症し、嘔吐・けいれん・意識障害など全身性の症状を呈する。

3.(×)急性硬膜下血腫は外傷により頭蓋骨骨膜と硬膜の間にできる血腫である。重症後に意識清明期間があるが、血腫の増大につれて意識障害や頭蓋内圧亢進症状が出現する。

4.(○)慢性硬膜下血腫は、比較的軽い頭部打撲をしてから2週間~1、2か月後に硬膜下に徐々に血液が溜まって脳を圧迫している状態である。初発症状は頭痛であることが多い。飲酒歴の長い高齢者に発症頻度が高い。


■伝音性難聴を起こすのはどれか。

1.老化
2.鼓膜穿孔
3.騒音下での作業
4.ストレプトマイシンの作用

【正解】2
1.(×)老化で生じる難聴は老人性難聴とも呼ばれる。老人性難聴は内耳より後方の障害による感音性難聴である。
2.(○)鼓膜が穿孔すると鼓膜から耳小骨への伝導に障害が生じるため、伝音性難聴をきたす。
3.(×)大きな騒音下での作業を続けると4000Hz周囲の音が聞こえにくくなる。感音性難聴のひとつである。
4.(×)ストレプトマイシンの副作用に、内耳障害による感音性難聴がある。


■肺気腫患者の肺機能検査で増加するのはどれか。

1.1秒率
2.残気量
3.%肺活量
4.肺拡散能

【正解】2
肺気腫は慢性閉塞性肺疾患のひとつで、喫煙との関係が強いとされている。1秒率の低下、1秒量の低下、肺コンプライアンスの増加、残気量の増加、残気率の増加などがみられる。


■アレルギー性接触皮膚炎で正しいのはどれか。

1.水疱はできない。
2.金属によるものは冬に症状が強い。
3.スクラッチテストで原因を検索する。
4.原因物質に接触した部位に限局して起こる。

【正解】4
1.(×)強いアレルギー反応になると、水泡や表皮剥離が生じる。
2.(×)症状の強さはアレルギー反応自体の強さの影響を受け、季節の影響は受けない。
3.(×)パッチテストにより原因検索が行われる。
4.(○)原因物質に接触した部位に限局して発症する。


■肝細胞癌で正しいのはどれか。

1.早期から黄疸が出現する。
2.肝硬変を併発していることが多い。
3.特異性の高い腫瘍マーカーはCEAである。
4.我が国ではB型肝炎ウィルスに起因するものが最も多い。

【正解】2
1.(×)肝細胞癌の黄疸は癌がかなり進行するまでみられない。早期に黄疸が出現するのは膵頭部癌などで閉塞性黄疸が出現する場合である。
2.(○)肝細胞癌の原因の多くがC型肝炎ウィルスによるもので、肝硬変を経て肝細胞癌が発症することが多い。
3.(×)肝細胞癌の腫瘍マーカーはAFPなどである。CEAは肺癌、胃癌、大腸癌、膵癌などの腺癌で上昇する。
4.(×)C型肝炎ウィルスによるものが最も多い。


■尿潜血反応が陽性の時、尿中に存在するのはどれか。

1.ビリルビン
2.アルブミン
3.ヘモグロビン
4.ウロビリノーゲン

【正解】3
尿潜血反応は赤血球だけでなく、ヘモグロビン、ミオグロビンにも反応する。尿潜血反応が陽性になる原因として腎臓、尿管、膀胱などの尿路系の炎症や腫瘍が考えられる。


■慢性甲状腺炎(橋本病)で正しいのはどれか。

1.壮年期男性に多い。
2.甲状腺は委縮する。
3.自己免疫性疾患である。
4.甲状腺機能が慢性的に亢進する。

【正解】3
1.(×)慢性甲状腺炎は成人女性に好発する。
2.(×)甲状腺はびまん性に腫大する。
3.(○)抗甲状腺抗体による自己免疫性疾患である。
4.(×)甲状腺機能は正常なことが多いが、一過性の機能低下や機能亢進をきたすこともある。


■28歳の女性。無月経で受診した。妊娠反応は陰性で、血中プロラクチン値の顕著な上昇が認められた。薬物は使用していない。最も考えられる原因はどれか。

1.摂食障害
2.下垂体腫瘍
3.過剰な運動習慣
4.頻回の子宮内膜掻爬

【正解】2
1.(×)摂食障害では血中プロラクチン値の顕著な上昇は認めない。
2.(○)プロラクチンは下垂体前葉で産生されるホルモンなので、下垂体腫瘍のうちプロラクチン産生を伴うプロラクチノーマである可能性が高い。
3.(×)過剰な運動習慣では血中プロラクチンの顕著な上昇は認めない。
4.(×)妊娠中に血中プロラクチンの上昇を認めても、頻回の子宮内膜掻爬によってプロラクチンの上昇をみることはない。


■膣炎と分泌物の性状との組み合わせで正しいのはどれか。

1.カンジダ膣炎ー水様性
2.老人性膣炎ーチーズ状
3.非特異性膣炎ー白色無臭性
4.トリコモナス膣炎ー泡沫状漿液性

【正解】4
1.(×)カンジダ膣炎は激しい掻痒感を伴う。分泌物はカッテージチーズ状であり、無臭性である。
2.(×)老人性膣炎の起炎菌は大腸菌が多く、血性黄色帯下が特徴である。
3.(×)非特異性膣炎は、ブドウ球菌、大腸菌、レンサ球菌などによる感染で、起炎菌の種類によって帯下の性状も異なる。
4.(○)トリコモナス膣炎は黄白色泡沫状帯下が特徴的である。


■原発性上皮小体(副甲状腺)機能亢進症で正しいのはどれか。

1.骨量は増加する。
2.血中リン値は上昇する。
3.血中カルシウム値は低下する。
4.尿中カルシウム排泄量は増加する。

【正解】4
1.(×)パラトルモン産生亢進により、骨吸収(骨からカルシウムが溶け出すこと)が進み、骨量は減少する。
2.(×)低リン血症をきたす。
3.(×)血中カルシウム値は上昇する。
4.(○)尿中のカルシウム排泄量は増加する。このため尿路結石を発症しやすくなる。


■血清総コレステロール値が低下するのはどれか。

1.閉経
2.クッシング病
3.甲状腺機能亢進症
4.ネフローゼ症候群

【正解】3
1.(×)閉経すると、女性ホルモンの原料であったコレステロールが余るため血清総コレステロール値が上昇する。
2.(×)クッシング病では下垂体からの副腎皮質刺激ホルモンが過剰分泌され、糖質コルチコイドが過剰になり、中心性肥満、高血圧、低カリウム血症などをきたす。血清総コレステロール値は軽度から高度に上昇する。
3.(○)甲状腺機能亢進症では、脂質代謝が亢進するため血清総コレステロール値は低下する。
4.(×)ネフローゼ症候群では、低蛋白血症と高コレステロール血症が特徴的である。


■大腸癌で正しいのはどれか。

1.男性の悪性新生物死亡数で第1位である。
2.発生部位では直腸癌の割合が増加している。
3.食物繊維摂取量を減らすことが予防に有効である。
4.便潜血反応2日法を一次スクリーニングに用いる。

【正解】4
1.(×)平成17年の統計によると,男性の悪性新生物による死亡率は、1位肺癌、2位胃癌、3位肝癌、4位大腸癌の順である。
2.(×)全大腸癌のうち直腸癌が占める割合は50%と高いが、増加しているのは結腸癌である。
3.(×)便秘などが誘因となるため、食物繊維を積極的に摂取することが予防につながる。
4.(○)健康診断の一次スクリーニングとして便潜血反応2日法が用いられている。


■皮膚病変とその原因となる疾患の組み合わせで正しいのはどれか。

1.蝶形紅斑ー強皮症
2.口腔粘膜色素沈着ー肝硬変
3.手掌紅斑ーアジソン病
4.紫斑ー血小板減少症

【正解】4
1.(×)蝶形紅斑は、全身性エリテマトーデス(SLE)でみられる。
2.(×)口腔粘膜色素沈着は、副腎機能低下症であるアジソン病でみられる。
3.(×)手掌紅斑は、肝硬変でエストロゲンの解毒ができなくなった際に起こる症状である。
4.(○)紫斑は、血小板減少症による皮下出血の症状である。


■薬とその副作用の組み合わせで正しいのはどれか。

1.抗ヒスタミン薬ー眠気
2.スルホニル尿素薬ー咳そう
3.非ステロイド抗炎症薬ー骨粗鬆症
4.アンジオテンシン変換酵素阻害薬ー尿閉

【正解】1
1.(○)抗ヒスタミン薬のうちジフェンヒドラミンは眠気の副作用が強いが、近年眠気の副作用の少ない抗ヒスタミン薬も開発されている。
2.(×)咳そうの副作用は、アンジオテンシン変換阻害薬に多い。
3.(×)骨粗鬆症の副作用が強いのは、ステロイド抗炎症薬である。
4.(×)尿閉の副作用は、抗コリン剤などにみられる。


■麻酔前投薬で気管支からの分泌抑制を目的に使用するのはどれか。

1.モルヒネ
2.アトロピン
3.ジアゼパム
4.ペンタゾシン

【正解】2
1.(×)モルヒネは疼痛閾値の上昇(鎮痛)を目的とする。
2.(○)アトロピンは副交感神経の働きを抑制する抗コリン剤である。アトロピンによって交感神経の働きが優位になり、動悸や口渇、尿閉などが起こることがある。
3.(×)ジアゼパムは患者の不安の除去を目的とする。
4.(×)ペンタゾシンは疼痛閾値の上昇を目的とする。


■心血管系の症状とアセスメントの組み合わせで正しいのはどれか。

1.頸静脈の怒張ー中心静脈圧の低下
2.心尖拍動部の左方移動ー右心室肥大
3.拡張期心雑音ー弁の障害
4.大腿動脈拍動の減弱ーレイノー現象

【正解】3
1.(×)頸静脈の怒張は右心不全のために、静脈血が右心に戻れずうっ滞することによって生じる。そのため中心静脈圧は上昇する。
2.(×)右心室肥大は、胸部レントゲンで左下部の膨張として観察される。
3.(○)拡張期雑音は、大動脈弁閉鎖不全症などで聴取されるため正しい。
4.(×)レイノー現象は、四肢末端の血流障害で、強皮症、関節リウマチ、アテローム動脈硬化などにみられる。


■痛風で正しいのはどれか。

1.中年女性に多い。
2.痛風結節は痛みを伴う。
3.発作は飲酒で誘発される。
4.高カルシウム血症が要因である。

【正解】3
1.(×)痛風の95%は中年の男性にみられる。
2.(×)痛風結節は、尿酸の結晶を大食細胞が取り込み、炎症を起こしている状態であり、痛みを伴うこともあるが、逆にまったく痛みを伴わない場合もある。
3.(○)アルコールには痛風の原因物質である尿酸の産生を増やす作用があり、発作を誘発する。
4.(×)高尿酸血漿が要因となる。


■副腎皮質ステロイド薬の副作用はどれか。

1.血糖値上昇
2.腎機能障害
3.白血球減少
4.菌交代現象

【正解】1
1.(○)糖質コルチコイドの影響で耐糖能が低下し、糖尿病の誘発・増悪が起こる。
2.(×)腎機能には影響はない。
3.(×)白血球数は増える。
4.(×)免疫抑制効果があるため、感染症の誘発・増悪を起こすが、菌交代現象は起こさない。


■創傷治癒遅延と関連が低いのはどれか

1.貧血
2.高血糖
3.高尿酸症
4.低アルブミン血症

【正解】3
創傷治癒を妨げる全身的な因子として、低栄養、ビタミン欠乏(C、A、B群)、低酸素血症、貧血、白血球減少症、ステロイド投与、加齢、糖尿病、尿毒症などがある。高尿酸血症は創傷治癒に影響しない。


■薬剤とその副作用の組合せで誤っているのはどれか。

1.ヨード造影剤ーアナフィラキシーショック
2.セフェム系抗菌剤ー髄膜炎
3.副腎皮質ステロイドー消化性潰瘍
4.アミノグリコシド系抗菌薬ー聴神経障害

【正解】2
1.(○)造影剤投与によるアレルギー反応として、アナフィラキシーショックが生じることがある。
2.(×)セフェム系抗菌剤は髄膜炎の治療薬として用いられる。副作用として髄膜炎が発症することはない。
3.(○)副腎皮質ステロイドは、胃液分泌を亢進させるため消化性潰瘍を発症させる。
4.(○)アミノグリコシド系抗菌薬のカナマイシンやストレプトマイシンは聴神経障害を起こしやすい。


■髄膜炎にみられる身体所見はどれか。

1.除脳硬直
2.テタニー
3.企図振戦
4.羽ばたき振戦
5.ケルニッヒ徴候

【正解】5
1.(×)除脳硬直とは、中脳や橋の損傷によって生じる異常肢位である。
2.(×)テタニーとは、低カルシウム血症のときに、わずかな刺激でも起こる筋肉のけいれんのことである。
3.(×)企図振戦とは、随意運動をしようとしたときに生じる振戦で、小脳の障害でみられる。
4.(×)羽ばたき振戦とは、肝硬変の非代償期で高窒素脳症に陥ったときにみられる、特徴的な手の振戦である。
5.(○)


■呼吸困難を訴える患者で呼吸音に左右差を認める場合、可能性が高いのはどれか

1.肺気腫
2.自然気胸
3.間質性肺炎
4.気管支喘息

【正解】2
1.(×)肺胞壁の破壊的変化によって呼出能力が低下し、肺でのガス交換が十分に行えない疾患である。呼吸音の減弱は両側性にみられる。
2.(○)肺胞に突然穴が空き、胸腔内に空気が流れ込み、肺が圧迫される疾患である。呼吸音の減弱は片側性にみられる。
3.(×)様々な原因で肺胞壁が炎症を起こし繊維化し、ガス交換がしにくくなる疾患である。呼吸音の減弱は両側性に起こる。
4.(×)気道内でのアレルギー反応により可逆性に気道が狭窄し、喘鳴と呼吸困難が出現する。呼吸音の減弱は両側性である。


■疾患と所見の組合せで正しいのはどれか。

1.悪性貧血ービタミンB6低値
2.ホジキン病ーラングハンス巨細胞
3.慢性骨髄性白血病ーフィラデルフィア染色体
4.播種性血管内凝固症候群(DIC)ープロトロンビン時間短縮

【正解】3
1.(×)悪性貧血は巨赤芽球性貧血に分類されるが、その原因は胃粘膜からの内因子欠乏によるビタミンB12の不足による。
2.(×)ホジキン病では、リード・シュテルンベルグ細胞がみられる。
3.(○)慢性骨髄性白血病ではフィラデルフィア染色体とよばれる染色体の一部に転座があり、異常蛋白質を産生するようになる。
4.(×)播種性血管内凝固症候群は、敗血症、がん、急性白血病、胎盤早期剥離などで生じる。血管内で凝固が亢進し、血小板や凝固因子が消費されるので、プロトロンビン時間は延長する。


■消化管の異常とその原因の組あわせで正しいのはどれか

1.麻痺性イレウスー腸捻転症
2.絞扼性イレウスー胆石発作
3.弛緩性便秘ー糖尿病自律神経障害
4.痙攣性便秘ー塩酸モルヒネの内服

【正解】3
1.(×)麻痺性イレウスとは、腸蠕動の減弱によって腸内容物の通過障害が起こった状態である。原因として開腹手術後、腹膜炎、低K血症などがある。
2.(×)絞扼性イレウスは、腸間膜や腸管のねじれによって腸が狭窄・閉塞する状態で、激烈な疼痛が持続する。原因として腸捻転などがある。
3.(○)弛緩性便秘とは、腸の蠕動が弱いために起こる便秘で、原因として腹筋の筋力低下や糖尿病性自律神経障害、塩酸モルヒネの内服がある。
4.(×)痙攣性便秘とは腸蠕動が過剰に活発になり、腸が引きつった状態になり、便の通りが悪くなって起こる便秘のことである。原因にストレスがある。


■体重増加をきたしやすいのはどれか

1.褐色細胞腫
2.アジソン病
3.バセドウ病
4.インスリノーマ

【正解】4
1.(×)褐色細胞腫は副腎髄質の腫瘍である。カテコールアミンの上昇による高血圧とインスリン分泌の障害による糖尿病がみられる。カテコールアミンにより代謝が亢進するため体重は減少する。
2.(×)アジソン病とは慢性的に副腎機能が低下した状態をさす。易疲労感、体重減少、低血糖、低血圧のほか、ACTH上昇による色素沈着をきたす。
3.(×)バセドウ病は、代謝を亢進させる甲状腺ホルモンが大量に放出され続ける自己免疫性疾患である。代謝が亢進するため、発汗、手指振戦、頻脈、食欲亢進、体重減少などがみられる。
4.(○)インスリノーマは腫瘍からのインスリンの過剰分泌により脂肪合成が促進され、低血糖に対する過食により肥満となる。


■糖尿病性ケトアシドーシスで血中濃度が低下するのはどれか

1.尿素窒素
2.ケトン体
3.水素イオン
4.重炭酸イオン

【正解】4
インスリン不足などで細胞でのグルコースの利用が低下すると、生体は脂肪酸を分解してエネルギーを作り出そうとする。このとき老廃物として産生されるのがケトン体である。ケトン体は強い酸性であるため血液のPhは酸性に傾く(糖尿病性ケトアシドーシス)。血液中にはphをアルカリ性に向けて調節する重炭酸イオンが含まれているが、アシドーシスの際には消費されて少なくなっている。


■腎前性腎不全が起こるのはどれか。

1.前立腺肥大症
2.急性心筋梗塞
3.急性尿細管壊死
4.急性糸球体腎炎

【正解】2
1.(×)前立腺肥大症が悪化すると、尿管を閉塞させ、たまった尿が腎実質を圧迫し腎不全を発症することがある。この場合、尿が生成されたあとの経路に問題があって生じる腎不全なので腎後性腎不全という。
2.(○)急性心筋梗塞は、腎臓に流入する血液を減少させ腎不全に陥らせることがある。腎臓に入り込む血流に問題がある腎不全を腎前性腎不全という。
3.(×)急性尿細管壊死は腎実質に問題があって腎不全になるため腎性腎不全に分類される。
4.(×)急性糸球体腎炎も腎性腎不全に分類される。


■胞状奇胎後に発生しやすいのはどれか。

1.乳癌
2.絨毛癌
3.卵巣癌
4.子宮頸癌

【正解】2
胞状奇胎は、絨毛が水腫様に肥大してブドウの房状になったもので、胞状奇胎後は絨毛癌を発症しやすい。


■疾患とその原因の組合せで正しいのはどれか。

1.糸球体腎炎ー伝染性紅斑
2.突発性難聴ー中耳炎
3.メラノーマー赤外線
4.末梢性顔面神経麻痺ー帯状疱疹ウイルス

【正解】4
1.(×)急性糸球体腎炎には溶血性レンサ球菌が原因となる場合がある。
2.(×)突発性難聴は原因不明だが、ウイルス性内耳炎が考えられている。
3.(×)メラノーマはメラニン細胞よりなる悪性腫瘍で、紫外線暴露が考えられている。
4.(○)末梢性顔面神経麻痺は帯状疱疹、単純ヘルペスなどの直接感染が病因の一つとして知られている。


■貧血で正しいのはどれか。

1.再生不良性貧血では易感染性がみられる。
2.溶血性貧血では直接ビリルビンが増加する。
3.鉄欠乏性貧血では血清フェリチンが増加する。
4.悪性貧血では通常赤血球以外の血球系は保たれる。

【正解】1
1.(○)再生不良性貧血は、汎血球減少で白血球も減少するので感染しやすい。
2.(×)溶血性貧血では、間接ビリルビンが増加する。
3.(×)鉄欠乏性貧血では、血清フェリチンが低下する。
4.(×)悪性貧血では好中球、血小板の減少を示すことがある。


■じんま疹のアレルギーのタイプはどれか。

1.I型
2.II型
3.III型
4.IV型

【正解】1
1.(○)I型はクームズの分類で、即時型あるいはアナフィラキシー型アレルギーといわれている。
2.(×)II型は特発性血小板減少性紫斑病など、細胞傷害型アレルギーといわれている。
3.(×)III型は膠原病など、免疫複合型アレルギーといわれている。
4.(×)IV型は遅延型アレルギーで、ツベルクリン反応が代表的である。


■皮膚が温かいショック患者で考えられるのはどれか。

1.心原性ショック
2.出血性ショック
3.神経原性ショック
4.エンドトキシンショック
5.アナフィラキシーショック

【正解】4
1.(×)心原性ショックは血液拍出量が急激に減少して起こるので皮膚は冷たい。
2.(×)出血性ショックは大出血の場合に起こり、循環血液量が減少しているので皮膚は冷たい。
3.(×)神経原性ショックは末梢血管弛緩により末梢四肢の皮膚は温かい。
4.(○)エンドトキシンショックは細菌感染による敗血症のとき細菌内毒素であるエンドトキシンが血液中に放出されて起こる。発熱活性を示す耐熱性の毒素であるので皮膚は温かいウォームショックである。 
5.(×)アナフィラキシーショックはI型アレルギー反応が全身性に生じ呼吸困難や循環不全に陥る。初期症状としてはウォームショックといえる。


■肺癌で正しいのはどれか。

1.我が国では扁平上皮癌が最も多い。
2.小細胞癌は抗癌薬の感受性が高い。
3.喫煙との関連が最も強いのは腺癌である。
4.喫煙指数が300以下では発生の危険性が高い。

【正解】2
1.(×)我が国で最も多いのは、非小細胞癌の中の腺癌で、その次に扁平上皮癌が多い。
2.(○)小細胞癌では、化学療法がよく効く場合が多く、限局していれば放射線療法も併用する。
3.(×)喫煙と関連が強いのは、小細胞癌と扁平上皮癌で腺癌は関連は少ない。
4.(×)1日当たりの平均喫煙量と、喫煙をしていた年数を掛け合わせた喫煙指数(ブリンクマン指数)が400以上で発生の危険性が高い。


■疾病発生の外的要因のうち物理的要因はどれか。

1.細菌
2.紫外線
3.一酸化炭素
4.メチルアルコール

【正解】2
1.(×)細菌は生物学的要因に含まれる。
2.(○)紫外線は物理的要因に含まれる。
3.(×)一酸化炭素は化学的要因に含まれる。
4.(×)メチルアルコールは化学的要因に含まれる。


■脳ヘルニアの症状はどれか。

1.頻脈
2.縮瞳
3.頸静脈の怒張
4.チェーンストークス呼吸

【正解】4
1.(×)呼吸・心臓中枢である延髄が圧迫されると徐脈が生じる。
2.(×)中脳が圧迫されると瞳孔が散瞳する。
3.(×)頸静脈の怒張は右心不全の場合の徴候である。
4.(○)呼吸・循環中枢が圧迫されると、チェーンストークス呼吸などの無呼吸発作が含まれるようになる。


■拡張期雑音が聴取されるのはどれか。

1.僧帽弁狭窄
2.大動脈弁狭窄
3.肺動脈弁狭窄
4.心室中隔欠損

【正解】1
1.(○)拡張期雑音は、心音のII音で聞かれる雑音であり、原因として肺動脈弁・大動脈弁が閉鎖しきれていないこと(閉鎖不全)や、房室弁(三尖弁・僧帽弁)の狭窄がある。
2.(×)収縮期雑音は、心音のI音で聞かれる雑音であり、原因として房室弁(三尖弁・僧帽弁)の閉鎖不全や、肺動脈弁・大動脈弁の狭窄がある。
3.(×)収縮期雑音は、心音のI音で聞かれる雑音であり、原因として房室弁(三尖弁・僧帽弁)の閉鎖不全や、肺動脈弁・大動脈弁の狭窄がある。
4.(×)心室中隔欠損症では、収縮期雑音が聞かれる。


■ビタミンと欠乏症の組合せで正しいのはどれか。

1.ビタミンB1-ウェルニッケ脳症
2.ビタミンC-脚気
3.ビタミンD-新生児メレナ
4.ビタミンE-悪性貧血

【正解】1
1.(○)ウェルニッケ脳症は、ビタミンB1の不足によって生じる脳症である。 
2.(×)脚気はビタミンB1の不足によって、心不全・末梢神経障害をきたす疾患である。 
3.(×)新生児メレナとは、凝固因子の一つであるビタミンKが不足した場合に生じる消化管出血である。 
4.(×) 悪性貧血は、ビタミンB12の不足によって発症する。


■食中毒について正しいのはどれか。2つ選べ。

1.腸炎ビブリオ感染症の原因となる主な食品は食肉である
2.黄色ブドウ球菌感染症の予防に食前の加熱は有効である
3.ボツリヌス菌感染症では呼吸筋麻痺を生じる
4.毒素性大腸菌感染症の潜伏期は数時間である
5.ノロウイルス感染症は冬に多くみられる

【正解】3,5
1.(×)腸炎ビブリオ感染症の原因となる主な食品は、海産魚介類である。
2.(×)黄色ブドウ球菌感染症は、菌が増殖するときに産生されたエンテロトキシンという耐熱性の毒素によって発症する。
3.(○)ボツリヌス菌感染症は、胃腸炎症状に次いでボツリヌス毒素による神経麻痺症状を生じさせる。
4.(×)毒素性大腸菌感染症の潜伏期は、3~4日である。
5.(○)ノロウイルス感染症は感染性胃腸炎の原因の大半を占めるが、冬季に多い。


■播種性血管内凝固(DIC)で正しいのはどれか。

1.フィブリノゲン分解産物(FDP)値の減少
2.血漿フィブリノゲン濃度の低下
3.プロトロンビン時間の短縮
4.血小板数の増加

【正解】2
1.(×)血栓が溶けて、フィブリン分解産物の値が上昇する。
2.(○)血漿のフィブリノゲンは、フィブリンをつくるのに消費されるため、濃度が低下する。
3.(×)出血時間であるプロトロンビン時間は延長する。
4.(×)血小板は血栓をつくるのに消費されて減少する。


■レンサ球菌が主要な常在菌叢として存在するのはどれか。2つ選べ。

1.口腔内
2.上気道
3.大腸内
4.膣内
5.皮膚

【正解】1,2
1.(○)レンサ球菌のうち口腔レンサ球菌は口腔内に常在している。
2.(○)化膿レンサ球菌や肺炎レンサ球菌は鼻腔や咽頭などの上気道に寄生しやすい。
3.(×)大腸内に存在する菌の大部分は嫌気性菌である。
4.(×)性成熟女性の膣内に常在するのはデーデルライン桿菌で、膣粘膜上皮のグリコーゲンを栄養源として発育している。
5.(×)表皮ブドウ球菌などが主な常在菌である。


■慢性腎臓病の説明で正しいのはどれか。

1.糖尿病腎症は含まれない
2.病気分類の5期から蛋白制限が必要である
3.腎障害を示す所見が1週間持続すれば診断できる
4.糸球体濾過量(GFR)の低下は診断の必要条件である
5.病期の進行とともに心血管疾患のリスクも高くなる

【正解】5
1.(×)糖尿病性腎症が慢性腎臓病に占める割合は年々増加している。
2.(×)3期から蛋白制限を行う。
3.(×)腎障害を示す所見が3カ月以上持続するのが診断の基準となる。
4.(×)糸球体濾過値は慢性腎臓病の診断における十分条件である。
5.(○)病期の進行とともに高血圧、心不全、脳血管障害のリスクが高くなる。


■潰瘍性大腸炎と比べたクローン病の特徴について正しいのはどれか2つ選べ。

1.悪性化の頻度は低い
2.?孔を併発しやすい
3.初発症状は粘血便である
4.炎症は大腸に限局している
5.好発年齢は50歳以上である

【正解】1,2
1.(○)悪性化の頻度は低い。
2.(○)?孔を併発しやすい。
3.(×)炎症は大腸に限局せず、すべての消化管に起こる。口内炎も起こる。
4.(×)10~20歳代に好発する。


■抗甲状腺ホルモン薬の副作用はどれか2つ選べ。

1.多毛
2.眼球突出
3.中心性肥満
4.肝機能障害
5.無顆粒球症

【正解】4,5
1.(×)多毛は副腎皮質ステロイド剤などの副作用でみられる。
2.(×)眼球突出はバセドウ病の症状のひとつである。
3.(×)中心性肥満は副腎皮質ステロイド剤の副作用である。
4.(○)肝機能障害が出現することがある。
5.(○)無顆粒球症によって易感染状態に陥ることがある。


■単純性イレウスで正しいのはどれか。

1.腸管の血行障害を伴う。
2.治療は手術が第一選択である。
3.最も多い原因は小腸腫瘍である。
4.腹部聴診で腸蠕動音はほとんど聴取されない。
5.閉塞部位より口側の腸管内にガスの貯留を認める。

【正解】5
1.(×)腸管の血行障害を伴うのは絞扼性イレウスである。
2.(×)治療は保存的治療を行う。
3.(×)最も多い原因は腸管の癒着である。
4.(×)単純性イレウスでは、代償的に蠕動運動が亢進するため、グル音が増強し、腸内容物が狭窄部位を通過するときに、金属音が聞かれることがある。
5.(○)閉塞部位より口側にガスが貯留し、腹部膨満がみられる。


■急性呼吸窮迫症候群〈ARDS〉の原因とならないのはどれか。

1.誤嚥
2.肺炎
3.敗血症
4.左心不全

【正解】4
1.(×)
2.(×)
3.(×)
4.(○)急性呼吸窮迫症候群とは、さまざまな原因に続発する急性の肺の損傷で、原因がうっ血性心不全によるものは除外される。


■副甲状腺ホルモンの分泌を低下させるのはどれか。

1.慢性腎不全
2.ヨード欠乏症
3.吸収不良症候群
4.悪性腫瘍の骨転移

【正解】4
1.(×)慢性腎不全ではビタミンDが不足し、カルシウムの吸収が阻害されるので、副甲状腺機能が亢進し、骨の破壊(骨吸収)が促進される。
2.(×)ヨードが欠乏すると、甲状腺ホルモンの分泌が低下する。
3.(×)吸収不良症候群では、カルシウムの吸収が不足するが、副甲状腺機能が亢進し、骨破壊(骨吸収)によってカルシウムを調達しようとする。
4.(○)悪性腫瘍にの骨転移によって骨が破壊され、血中カルシウムの量が増加すると、副甲状腺ホルモンの分泌量は減少する。


■Duchenne〈デュシェンヌ〉型筋ジストロフィーで正しいのはどれか。

1.予後が良い。
2.女性に多い。
3.成人での発症が多い。
4.腓腹部に仮性肥大を認める。

【正解】4
1.(×)末期には呼吸筋や心筋の筋力低下もみられ、予後は不良である。
2.(×)男子に多い。
3.(×)幼児期から発症する。下肢の筋力低下からはじまる。
4.(○)腓腹筋部に仮性肥大を認める。


■乳癌について正しいのはどれか。

1.乳房の内側に多い。
2.有痛性の腫瘤が特徴である。
3.エストロゲン補充療法を行う。
4.センチネルリンパ節生検により郭清する範囲を決める。

【正解】4,0
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■多発性硬化症症で正しいのはどれか。2つ選べ。

1.脱髄病変が多発する。
2.髄液中のIgGは低下する。
3.視力低下は網脈絡膜炎による。
4.MRIは病変の検出に有用である。
5.末梢神経が障害されることが多い。

【正解】1,4,0
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■食道癌について正しいのはどれか。2つ選べ。

1.頸部食道に好発する。
2.放射線感受性は低い。
3.アルコール飲料は危険因子である。
4.日本では扁平上皮癌に比べて腺癌が多い。
5.ヨードを用いた内視鏡検査は早期診断に有用である。

【正解】3,5,0
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■糖尿病神経障害で正しいのはどれか。

1.運動神経は温存される。
2.感覚障害は中枢側から起こる。
3.三大合併症の中では晩期に発症する。
4.自律神経障害は無自覚性低血糖に関与する。

【正解】4,0
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■ヒト免疫不全ウイルス<HIV>感染症で正しいのはどれか。

1.経皮感染する。
2.無症候期がある。
3.DNAウイルスによる。
4.血液中のB細胞に感染する。

【正解】2,0
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■気胸について正しいのはどれか。

1.外傷は原因の1つである。
2.自然気胸は若い女性に多い。
3.原因となるブラは肺底部に多い。
4.治療として人工呼吸器による陽圧換気が行われる。

【正解】1,0
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■心電図でT波の上昇の原因となるのはどれか。

1.高カリウム血症
2.低カリウム血症
3.高カルシウム血症
4.低カルシウム血症

【正解】1,0
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■前立腺癌の治療薬はどれか。

1.インターフェロン
2.α交感神経遮断薬
3.抗アンドロゲン薬
4.抗エストロゲン薬

【正解】3,0
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■白血球減少症で正しいのはどれか。2つ選べ。

1.好塩基球数は増加する。
2.EBウイルス感染によって起こる。
3.白血球数が3,000/μL以下をいう。
4.好中球減少症では細菌に感染しやすくなる。
5.無顆粒球症は単球がなくなった病態をいう。

【正解】3,4,0
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■下垂体ホルモンの分泌低下により生じるのはどれか。2つ選べ。

1.性早熟症
2.低身長症
3.先端巨大症
4.Sheehan<シーハン>症候群
5.Cushing<クッシング>症候群

【正解】2,4,0
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


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