エッセイ

ナースのちょっとイイ話

私にやりがいを教えてくれた「先生の一言」と「実習先」

2015/12/30

テーマ:人生の転機

やりがいを見つけた

sanka

立て続けの患者さんの死に…

看護学校での実習中、受け持ちの患者さんが亡くなることが2回続いた。
そして、救命救急センターでの実習では、搬送された患者さんが亡くなる場面や全身管理をされている場面を見て、怖くなって3年生の夏休みには学校を辞めようと思った。

先生の言葉でしぶしぶ行った産婦人科

しかし、先生から、「もう少し学校に来てみない?」と言われ、9月にしぶしぶ実習に行った先が、産婦人科であった。
命の誕生という分娩に立ち会いさせてもらい、お母さんが赤ちゃんを愛おしくお世話し、そこに携わる看護師の暖かい姿勢に感動し、助産師になる決意をした。
看護学校の成績は、下から数えた方が早かった私であった。
先生は受からないだろうし、助産師学校の勉強だけで合格したとしても、看護師国家試験に合格できないのはダメ。それでも頑張ってみる?と言った。
私自身、もう、自分の進むべき道はこれしかないと思い、猛勉強した。
そして、学校も国家試験も合格し、助産師の世界へ。

先生の言葉と、産婦人科に行ったタイミング

死に直面しないと思っていたが、実際は、死産があると看護学校時代の思いがよみがえったが、母としての子を思う気持ちを聞かせてもらい、この職で頑張ろうという気持ちになった。
あの時、先生にもう少し学校に来てみない?と言われたこと、そして産婦人科に実習に行ったタイミングが、私の人生を大きく変えた。
今は、天職だと思っている。

●執筆●さよっち さん

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