【基礎】水銀式血圧計を用いた触診法による血圧測定で適切なのはどれか。
1.脈が触知されなくなったら50mmHg加圧する。
2.1秒に20mmHgの速さで減圧を開始する。
3.減圧開始後初めて脈を触知したときの値が収縮期圧である。
4.脈が触知しなくなったときの値が拡張期圧である。
―――以下解答―――
(解答)3
<解説>
1.(×)通常は脈が触知されなくなったら20mmHgくらいを限度に加圧する。
2.(×)減圧は基本的に1拍動1目盛り(2mmHg)である。
3.(○)収縮期血圧は、心臓の収縮期における最高値であり、減圧後脈を触れ始めた時点をさす。
4.(×)拡張期血圧とは、心臓の拡張期における最低値である。触診法では脈は最後まで触れるので拡張期血圧はわからない。