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■第11回 酸素とネブライザーの取り扱いのポイント
【基礎】発生する粒子が最も小さいのはどれか。
1.ジェットネブライザー
2.超音波ネブライザー
3.定量式携帯吸入器
4.蒸気吸入器
―――以下解答―――
(解答)2
<解説>
1.(×)ジェットネブライザーではエアゾール粒子が5~15μmになる。蒸留水を気化しての加湿や薬液噴霧を目的とする。
2.(○)超音波ネブライザーは、薬液に超音波をあてて0.5~5μmの粒子にエアゾール化し、細気管支・肺胞レベルに到達させることを目的とする。
3.(×)定量式携帯吸入器とは、ステロイドホルモンの吸入や喘息発作時に気管支を拡張させる目的で行う。
4.(×)蒸留吸入器は、薬液と蒸気を咽頭・喉頭に作用させるのが目的だが、最近はあまり用いられていない。