年代別！看護師の平均年収＆転職で給与UPするコツ

私の年収は平均以上？それとも・・・

自分の給与が同年代の看護師と比べて高いのか低いのか、気になりませんか？
そこで今回は、20代～60代までの看護師の年代別平均年収を大公開。

「平均以下だった・・・」というあなたもご心配なく！
転職で給与アップするコツも、年代ごとに詳しく解説します。

年代別平均年収＆給与アップのコツ

20代：引く手あまた！将来の高年収のベースを作る

20代の看護師の平均年収は、20代前半で386万円。
20代後半になると、450万円まで上昇します。

若くて体力があり、知識をスポンジのように吸収する20代の看護師は、多くの事業所から引く手あまた。
将来高給与を稼ぎ出すために、特に20代前半は教育が整った職場で、経験とスキルを身につけましょう。

経験を積んでいる分、20代後半～30代になった時、良い条件で雇ってくれる職場に出会えるはずです。

30代：ライフスタイルごとに賢く給与アップ

30代の看護師の平均年収は、460万円。

30代は、「結婚・出産する」「育児中」「まだ結婚せずバリバリ働きたい」など、人によってライフスタイルが分かれてくる時期です。

結婚や出産の予定がない方は、自由な時間を利用して、資格取得に挑戦しても良いでしょう。
資格取得者に数万円の手当を出す職場もあり、給与アップのチャンスです。

育児中でも年収をキープしたい方は、時短勤務でも、ボーナス支給など常勤と同じ待遇が受けられる、時短常勤制度がある職場への転職がお薦めです。

40代：転職が厳しくなる時期。給与アップへの固執は△

40代の看護師の平均年収は、507万円。

40代は、体力低下や家庭の事情などで夜勤に入れないことが、事業所側からネックに思われることもあるようです。20代・30代に比べて転職はやや厳しくなると言えます。

転職が不利になるからこそ、40代の転職では、年収アップだけに固執するのは禁物。

「○○科での経験を積みたい」「家庭と両立しながらゆったり働きたい」など、転職に踏み切った動機を振り返ることで、職場の選択肢が増え、転職成功につながります。

ただし、豊富な経験を評価してくれる事業所であれば、破格の高収入で迎えられる可能性も。

50代：転職は厳しい状況・経験アピールが成功のカギ

50代の看護師の平均年収は、536万円。

40代より転職が厳しい50代の転職で給与アップするコツは、自分のアピールポイントを把握すること。
若手より優れている点や、どんな点で事業所に貢献できるかアピールすることが、転職成功のカギです。

例えば、「1人1人の患者さんに寄り添い、精神的な部分まで癒す看護ができます」といったアピールは、療養病院など、患者さんをじっくりケアする事業所では魅力的に映るでしょう。

60代：年収は徐々に下降・講師や開業の道も

60代の看護師の平均年収は、414万円。
20代～50代と上がり続けてきた平均年収は、60代になって初めて下降します。

年齢的に転職は難しい時期ですが、看護学校などでは、講師として受け入れている所もあるようです。
保健師や助産師、認定看護師などの資格がある場合、年収500万円を超えることもあるとか。

また、豊富な経験を活かして、訪問看護ステーションなどを開業する人も。
並大抵の覚悟では経営者は務まりませんが、繁盛すれば年収アップが叶うかもしれません。

転職で給与アップを目指す方は、是非『ナース人材バンク』にご相談ください！
引く手あまたの20代・30代の方にも、転職のハードルが上がる40～60代の方にも、沢山の選択肢の中から給与が高めの事業所を厳選してご紹介します。

出典：厚生労働省「平成24年賃金構造基本統計調査」