• 公開日: 2018/1/27
  • 更新日: 2018/12/13

看護師として一番大切なのは「手技」ではなく…

テーマ:ナースとしての私のモットー

優しさ&寄り添う心

yasashisa

手技ができる=すごい看護師とは限らない

私の看護師としてのモットーは優しさや寄り添う心を常に忘れないこと。
友達に看護師でなくても優しさは誰でも持てるもの。手技ができる看護師の方が凄いと言われたことがあります。しかし私は友達とは反対の意見。
手技がいくらパーフェクトにできても優しさや寄り添う気持ちのない看護師にはみてもらいたくないです。

「私も看護師になりたい」そう思わせてくれたのは…

自分が出産後、子どもの呼吸器のアラームが頻繁に鳴ってたときに『また鳴ってるし気にしなくていいですよ』と私の不安をよそにアラームだけを消して話も聞かずに帰っていく看護師。ある日、同じようにアラームが鳴った時にナースコールを押す前に『部屋の前を通ってたら聞こえたので』と急いで入ってきてくれて私の不安に耳を傾け、ただただ傾聴してくれた看護師。
そのような経験から私が患者なら手技よりも寄り添う気持ちを持った優しい看護師にみてもらいたいとおもいます。友達の言うように看護師でなくてももちろん優しさは持てると思います。しかし、その優しさがない看護師が増えているのも事実。
出産後に出会った看護師さんが私の不安に寄り添ってくれた経験が私が看護師になりたいと思ったきっかけ。なので私は働いていて患者さんや家族に寄り添う気持ちや優しさが無くなるぐらいなら看護師を辞めるつもりで今、現在看護師として働いています。

●執筆●たっちゃん さん
社会人、主婦経験からの看護師になって四年目、内科で勤務中
このエッセイは 「ナースエッセイ」 にご応募いただいたものです。
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