• 公開日: 2017/1/18
  • 更新日: 2018/12/13

脳性小児麻痺だった兄と、小児実習での経験と。

テーマ:「看護師を目指す」ことを意識した瞬間

兄の死

ani

脳性小児麻痺だった兄

私が看護学校2年の時、脳性小児麻痺だった兄が突然亡くなった。
小さい頃から兄の世話をする母の手伝いをし、兄の事が大好きだった。
なんとなく、看護学校へ行っていたけど、看護師になりたいと思った事は1ミリもなかった。

同じ病気の患児を受け持って

しかし兄が亡くなり、3年での科目別臨地実習での小児科実習。
私は兄と同じ脳性小児麻痺の患児の受け持ちをした。
兄とは障害の程度も違い、重症で、ストレスなどにより胃内出血を続ける児に私はショックを受けた。
そして、今まで兄妹として障害のある児と関わって来たが、看護師としてはどんな事ができるのだろうか?看護師として何かしたいという思いが強くなり、本気で「看護師を目指す」ようになった。

●執筆●デイジー さん

このエッセイは 「ナースエッセイ」 にご応募いただいたものです。
あなたも「想い」を綴ってみませんか? ご参加は こちら から!

関連記事

看護知識

ナース専科で看護知識を”学ぶ”記事ランキング