マンガ
  • 公開日: 2024/7/23

若い患者さんの心のケアの大切さを学んだ話|【マンガ】忘れられない患者さん

ある日突然、事故で身体を動かすことが出来なくなった若い患者さんがいました。何十回と呼び止められ要望を聞かなくてはならず…看護師から募集した、忘れられないエピソードをお届けします。

※この作品はフィクションです。実際のエピソードもとに、個人が特定されないよう一部を脚色しています。

集中治療室で働いて3年。ある若い男性患者は交通事故で脊髄損傷になってしまった方だった ナースコールも推せないため、頻回に要望があり、緊急の患者がいても容赦なく声をかけられた 忙しく患者を待たせてしまうこともあった。カンファレンスでも看護師から担当になると大変だと話が出た ある看護師が患者は夜間に一人で泣いていることを教えてくれた。突然身体が動かなくなり、患者は辛い思いをしていることを改めて考えた 寄り添う看護について思い直し、少しでも役立つ情報などを調べ患者に話した 少しずつ患者が心を開いてくれているようで、身体の回復も進み飲水の訓練なども始まっていった スプーンで介助しながら少しずつ食べる練習をし、患者の表情も明るくなってきた その後、一般病棟に移られ、1年後に笑顔で集中治療室を訪れてくれた患者に看護師は嬉しくなる 患者は看護師のおかげで前向きになれたと話し、改めて心のケアの重要性を感じた

このエピソードは、「Mochi さん」からご応募いただいたものです。

作画
アイコン画像
なぎり京
@poranp2
いつもは、『ちゃお』『ちゃおDX』で少女漫画を描いてます☆エッセイ系は初めてなのでドキドキです。宜しくお願いします‼

看護知識

ナース専科で看護知識を”学ぶ”記事ランキング