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  • 公開日: 2022/3/17

看護師を辞めたい!仕事がつらいと感じるストレスの要因と解決方法

「看護師を辞めたい」「今の職場から心機一転して転職したい」と思ったことはありますか?人手不足で日々の仕事が忙しく、残業が続きインシデントが続いてしまう。うまく仕事が覚えられないなど、看護師を辞めたい、転職を検討したいと誰もが一度位は考えてしまうのではないでしょうか。そう感じてしまう原因や解決策について紹介します。

看護師の就業状況

まずは看護師が置かれている状況について整理していきます。看護師の就業状況について、総数や就業場所別、年齢階層別、離職率などからみていきましょう。厚生労働省医政局看護課によると、看護師と准看護師の総数は1,577,844人(2019年)となっています。そのうち、就業場所別にみると、以下のようになっています。

看護師の就業場所別人数

病院 987,247人
診療所 296,073人
居宅サービス等 69,806人
訪問看護ステーション 60,375人
介護老人保健施設 48,993人
介護老人福祉施設 42,950人
社会福祉施設 29,331人
看護師等学校養成所・研究機関 17,199人
その他 9,952人
市区町村 8,195人
事業所 5,156人
保健所 1,336人
都道府県 1,231人

引用:1.就業者数 Number of Employed 看護師,准看護師(年次別・就業場所別)(日本看護協会)

就業場所別としては、病院が圧倒的に多く、次いでクリニックなどの診療所、デイサービスなどの居宅サービス等が多くなっています。特にこの10年で全体の就業者人数は増えていますが、なかでも訪問看護ステーションは2倍、居宅サービス等で働く看護師も1.5倍以上増えています。反対に減ったのは、事業所のみです。

看護師の年齢階層

また、年齢階層別にみると、一番多いのが40~44歳の15.1%で、次いで45~49歳の13.1%、35~39歳の12.9%、25~29歳の12.7%、30~34歳の11.5%となっています。2012年では35~39歳が16.0%と一番多くなっています。

引用:1.就業者数 Number of Employed 看護職員の年齢階層別百分率(日本看護協会)

離職する看護師の実態

看護師の離職率

離職率としては、2020年病院看護実践調査(2019年度)と2005年度の結果を比べてみると、減少傾向にあることがわかります。

2019年度離職率()は前年比較 2005年度離職率
正規雇用看護職員 11.5%(+0.8) 12.3%(-0.8)
新卒採用者 8.6%(+0.8) 9.3%(-0.7)
既卒採用者 16.4%(-1.3) 19.7%(-3.3)

参考:2020年病院看護実態調査結果NewsRelease(日本看護協会)p.1、p.5

また、離職率20%以上の病院は21.2%と前年度の10.4%と倍増するなどもわかっています。こちらの離職率は2019年度(4月1日~2020年3月末)の入職退職状況に基づいているため、新型コロナウイルスの初期の影響が離職率に関係している可能性も考えられます。2020年度の調査結果に注目です。

看護師の離職率はこうしてみると、高いと感じるかもしれません。しかし、厚生労働省が毎年出している全労働者の離職率と比べると、2020年の離職率は『女性15.9%、男性12.8%』となっています。全労働者、特に女性の離職率からみると、女性が圧倒的に多い看護師でもそれほど高いわけではないことがわかります。

産業別に離職率をみてみると、以下のようになっています。

  • 宿泊業・飲食サービス業 26.9%
  • サービス業(他に分類されないもの)19.3%
  • 生活関連サービス業・娯楽業 18.4%
  • 教育・学習支援業 15.6%
  • 不動産業・物品賃貸行 14.8%
  • 医療・福祉 14.2%

宿泊業・飲食サービス業の離職率が最も高く、医療・福祉は5番目(全16産業別中)に高くなっています。医療・福祉の離職率と比べても、看護師の離職率はそれほど高いわけではないことがわかります。

そして、厚生労働省の看護職員就業状況等実態調査(2011年)によると、就業中の看護職員が勤務先を退職した回数は0回が39.4%と最も多く、次いで1回が26.5%、2回が16.0%、3回が9.0%、4回が3.9%、5回以上3.5%という結果になっています。人手不足で求人が多く出ていることや、女性が多い職業であること、国家資格であることから、結婚や出産を経ても再就職しやすいことが転職の回数にも影響しているかもしれません。

看護師の退職理由

看護師が退職する際の理由にはどのようなものがあるのでしょうか。ナース専科のアンケートでは下記のような結果となりました。

Q:転職や離職を検討したのはいつ頃ですか?
Q:転職や離職を検討した理由は?

入職して3年目が「辞めたい」と感じる時期

転職や離職を検討する時期として3年目の頃が一番多い結果となりましたが、ある程度仕事を覚えて一人で動けるようになり、今後の働き方や将来のことなどを考える余裕が生まれる時期であると考えられます。奨学金を借りている看護師の場合には、払い終えるひとつの区切りとなる時期でもあるかもしれません。また、退職理由には人間環境によるものが一番多く、チームで複数の看護師や他職種などと働くことの多い看護師にとって、職場における人間関係の比重が大きいことが伺えます。

看護師の再就職の傾向

看護師として現在仕事をしていない人の状況についての調査結果もあります。厚生労働省の看護職員就業状況等実態調査(2011年)によると現在看護職員として就業していない者の状況で、今後の再就職希望の結果は、看護職員として働きたいが36.1%、未定が24.0%、看護職員以外として働きたい19.6%、就業希望なし17.5%となっています。

看護師の抱えるストレスと悩み

看護師の悩みとしてナース専科で行ったアンケートでは、日々感じるストレスの理由について以下のような結果が得られました。回答数が多かった理由トップ10をご紹介します。

看護師が働く中で感じるストレスの要因

ストレスを感じることの具体例

  • 仕事を任せられる人には業務負担が大きく、仕事を任せられない人には業務量が少ない、不平等だと感じる。
  • コロナ対策。
  • 社長と管理者、ジムが家族で運営しておりやりにくい、経営者のワンマン体制。
  • マンパワー不足、人員削減でワンオペ体制となった。
  • 医師とのコミュニケーション。スタッフ個々のレベルをある程度のところまで維持できていないこと。

仕事の責任の重さや人間関係に関するものが目立ちます。また、シフトによる長時間労働や休暇のとりにくさ、業務内容が合わないなどの声も多いです。また2020年以降はコロナ対策で職場でもさまざまな制限がかかったり、業務内容の変更などが余儀なくされたりしていることでしょう。長期化しているため、ストレスに感じている看護師も多いようです。

看護師が抱えるストレスや悩みの6つの代表例

上記で紹介した看護師に多いストレスや悩みについて、さらに深掘りして考察していきましょう。

ストレスと悩み1:仕事の責任の重さ

看護師が緊張や不安に感じることとして、仕事の責任の重さがあります。患者さんの状態から観察して自分で判断する場面や、患者さんに侵襲的な処置を行う場面などもあり、見過ごしたり、判断を間違えたりすると大きなインシデントやアクシデントに繋がってしまいます。業務に慣れてくればミスが減るわけではなく、慣れで必要なステップを省略してしまうことによって起こる事故もあります。常に医療事故の危険と隣り合わせに置かれている状況で、知らないうちに精神的な負担を抱えてしまうこともあるでしょう。特に人手不足や多忙な現場であることも重なり、若手看護師はこの重圧でしんどくなってしまい、辞めたいと感じる人が多いかもしれません。

ストレスと悩み2:人間関係に関して

人間関係の悩みは、さまざまな人と関わる看護師にとって、特に多い悩みのひとつです。まずは同じ看護師同士。ひとりで仕事をすることよりも、チームで動くことが多く、同僚や先輩後輩と常にやりとりをする必要があります。そして、指示や報告のやりとりなどで、チームリーダーや主任、師長などの上司との関係性も出てきます。看護師にもいろんな年代の人や性格の人、仕事の考え方や進め方があり、ときには理解できなかったり、衝突したりすることもあります。また、医師をはじめとする薬剤師やリハビリ職種、管理栄養士、臨床工学技士、看護補助者など、他職種とのやりとりや調整も多いです。職種が違うと、使用する用語から職種それぞれの視点の違いや忙しさなどもあり、考えをすり合わせることが大変なこともあるでしょう。

そして、患者さんや家族とのやりとりも多いのが看護師の特徴です。受け持ちの患者さんを複数人持ち、患者さんの状態観察や治療、指導などでコミュニケーションをとる場面が多いです。ただでさえ、入院中は患者さんもさまざまなストレスや不安を抱えているため、受け入れやコミュニケーションがうまくいかないこともあり、人の数だけストレスの数があるように、それが看護師のストレスとなってしまうこともあるでしょう。

ストレスと悩み3:過労・労働時間が長い

看護師は変則的な勤務であることが多く、夜勤で二交代となると16~18時間の拘束となり、忙しいとなかなか休憩が取れないという事も少なくありません。夜勤では日勤の受け持ち人数の倍以上を受け持つこともあり、夜間で患者さんが就寝している時間であっても忙しいものです。また、日勤でも夜勤でも、通常業務にくわえて緊急入院や急変対応などの急な対応やその記録などに追われると、残業を強いられることもあります。昼間でもなかなか休憩が取れずに、気づいたら半日以上トイレに行けていない、水分をとっていなかったという声も聞かれます。こうした日勤と夜勤の組み合わせで身体や生活のリズムを崩しやすく、不眠などの不調に繋がるかもしれません。

ストレスと悩み4:給料や待遇が仕事に見合っていない

仕事の責任の重さや業務量の多さ、労働時間の長さなどがある割には、給与が安く、待遇が整っていないと感じることもあるようです。看護師の給与は女性の職業のなかでは高めであることがわかっていますが、それでも夜勤手当を含んでのことで、基本給だけで考えると決して高いとはいえません。また、夜勤明けの翌日が休みではなく勤務が続いたり、仮眠室がなく休憩室のソファで横になっていたりするケースもあります。そして、看護師の資格として認定や専門看護師などがありますが、学校に通い試験勉強をして資格を取得しても、通常業務にくわえて専門の業務をしても、資格手当をしっかりと出しているところは多くはありません。月に数千円の手当では、仕事量に見合っていないと感じることもあるようです。

ストレスと悩み5:看護師の適性がない・仕事が向いていない

病院で働いていると、受け持ち患者さんをみながら、優先順位を考えて、さまざまな多重課題をこなす必要があります。また患者さんの状態からアセスメントをして、自分で判断しなければならない臨床実践能力、患者さんや他職種とのコミュニケーションなど、看護師に求められるスキルは多岐に渡ります。ところが、インシデントを起こしてしまうと、またミスしてしまうのではないかという不安や、仕事の責任の重圧などを感じて看護師の適性がない、病院で働くのは向いていないと感じることも少なくないでしょう。特に若い頃はこうした看護師としての自分の役割に対し、不安を抱えたり、情けなく感じてしまったりすることもあります。周りのサポート体制が整っていないと、看護師を辞めたいと考えてしまう人も少なくありません。

ストレスと悩み6:経験年数や年齢別の問題

ここまでもさまざまな看護師の悩みをピックアップしましたが、経験年数や年齢別による悩みもさまざまあります。例えば、若手看護師は自分自身の知識や技術の未熟さに悩む、中堅看護師は後輩と先輩の板挟みにあい、うまく新人指導ができないこと、今後のキャリアをどうしていこうかと悩むこともあるかもしれません。また、ベテランになると病棟運営や後輩育成など、組織としての悩みなども出てくるでしょう。夜勤がつらくなってきたり、患者さんの移動介助などで腰を痛めてしまったりする身体的な悩みや、電子カルテなど新しいことを覚えるのがしんどいという、年齢を重ねることで起こる悩みなどもあります。

看護師の仕事の忙しさも辞めたいと感じる大きな理由

看護師が感じる仕事の忙しさは、受け持ち患者さんを持ちながら看護ケアなどの通常業務をこなし、緊急入院や検査、処置、ナースコールなどの多重課題にくわえ、同意書や記録などの書類仕事など多岐にわたるものと考えられます。タスクシフトが進んできているとはいえ、職場によっては看護師のワンオペ状態となっているところも少なくないでしょう。さらに一日のスケジュールを組み立てても、自分のペースで予定通りにいくことはほとんどなく、忙しさに拍車をかけているかもしれません。

どんな理由で看護師を辞めた?口コミ事例を紹介

事例1:残業や夜勤が多くて結婚を機に専業主婦に

看護師4年目で結婚し、6年目で妊娠出産。産休育休をフルにとって、そのまま退職しました。元々働いていた病棟は毎日の残業が1~2時間あるようなところで、夜勤も月に5~6回(二交代)と多く、このまま働き続けるのはしんどいと思っていました。また、夫の仕事も忙しく、家事はほとんど自分がやっていて、頼れる実家も遠方に。当分は専業主婦として子育てに専念し、仕事復帰は子育てが落ち着いてから考えようと思っています。

事例2:人間関係のストレスで奨学金返済を機に退職

看護師として内科病棟で3年働いていました。職場では5~10年目くらいの中堅看護師がいなくて、若手とベテランが多く、人間関係がギスギスした状態。「これだから最近の若い子は」「一度教えたらちゃんと覚えてよ」と嫌味を言われることもありました。また、若手が率先してナースコールをとることや緊急入院の患者さん、検査の送り迎え、雑用などを半ば押し付けられるようなことが多く、段々としんどくなってしまいました。また、ひとりだけ私に対してあたりのキツイ先輩がいて、職場に行くのも憂鬱に。食欲も落ちて上司に何度か相談しましたが結局その先輩が変わることはなく3年目で奨学金も返し終わり、そのまま退職しました。1~2か月は少し休んで、この先どうするか考えたいです。

事例3:夜勤や長時間労働に耐えられずに退職

これまでICUと循環器病棟に勤めていましたが、看護師10年目を超えたあたりから、夜勤がしんどくなってきました。二交代なので、18時間を超える長時間労働に加え、休憩もたまにしかとることができず、家に帰ると泥のように寝てしまい、あっという間に一日が過ぎてしまっていました。それから結婚を機に、上司に夜勤を免除してもらいたいこと、日勤常勤への相談を持ち掛けたのですが、「うちでは夜勤ができないと働けない」といわれてしまい、外来などに異動する気はなかったので、やむなくその年に退職しました。

事例4:企業で働くクリニカルスペシャリストを目指して計画的に退職

附属の看護学校からそのまま総合病院に入職し、ICUで4年働きました。学生の頃から病院以外で働く、企業で働く看護師に憧れていたため、病院では最低3年間の臨床経験を積むこと、リーダー業務や新人指導は一度はやると決めていて、それをクリアしたため退職しました。ICUでの経験を生かしたく、カテーテル治療に関する医療機器を扱う会社にクリニカルスペシャリストとして転職し、営業活動や現場教育などに携わっています。

辞めたい理由の解決策

  • 人間関係に関する悩み
  • 仕事の責任の重さ
  • 過労・労働時間が長い
  • 給料や待遇が仕事に見合っていない
  • 看護師の適性がない、仕事が向いていない
  • 看護師の経験年数、年齢別にみる悩み

上記のように、さまざまな看護師の悩みがありましたが、今すぐにできて変化が期待できるものは多くありません。現在就業している職場でも実行可能なことを紹介します。

先輩や上司に相談

人間関係の悩みや勤務に関するものは、まずは先輩や上司に相談しましょう。性格的な合う、合わないではなく、理不尽なことや目に余るものの場合には、本人に注意が入ったり、勤務調整をしたりなど、職場として対応してくれることで、かなり楽になるかもしれません。しかし、本人の耳に入ってさらに関係が悪化したり、逆に自分に非があるような話になったりと、人間関係のトラブルはスムーズにいかないことも多いので注意が必要です。

また、仕事の責任の重さや労働時間の長さで一次的に受け持ちや夜勤回数を減らしてもらったりすることや、身体に不調が出ている場合には休職という対応もあり得ます。もしかしたらひとりでできる、やる気があると過大評価されて、いろいろ頼まれているということもあるかもしれないので、自分の状況や考えを伝えることも大事です。

業務改善

業務量の多さ、残業に関しては、自分ひとりの問題なのか、職場全体の問題なのかによっても変わってきますが、まずは自分のタスク管理や優先順位の見直しなどが必要になるかもしれません。特に若手看護師や入職したての頃は慣れるまではどうしても負担が大きいものです。先輩などにうまくコツを聞きながら、慣れていきましょう。また、職場全体の問題の場合には、これはひとりでどうにかできることばかりではないため、上司に相談したり、組織として動かしていったりする必要があります。自分が感じていることは他の人も感じていることかもしれません。カンファレンスや委員会などで取り組んでいくこともひとつの方法です。

知識や技術習得してアップデートする

わからないことによる不安は誰しもあるものです。ある程度、病状のアセスメントや予測ができるようになれば、急変対応などで慌てずに済むこともあります。インシデントもこうした知識や技術習得によって防げるものもあるため、新しい情報を含めてアップデートしていきましょう。自信のないアセスメントやケアに関しては、周りの人に前もって伝えてフォローしてもらったり、練習の場を設けたりすることで解決できることもあるかもしれません。また、ある程度のストレスに関してはストレスコーピングも必要です。どのようなコーピングがあるのか、自分との向き合い方なども含めて学んでいきましょう。

異動や勤務形態の変更願いを出す

上司に相談、業務改善など取り組んでも変わらない、身体的にも精神的にもしんどくなってしまった場合には、異動や勤務形態の変更願いを出して、一度環境を変える、離れることも必要かもしれません。自分に合わない職場で続けていくことはかなりの負担となるため、部署を異動する、勤務形態を日勤のみにする、または非常勤として勤務回数を減らすなどで自分のペースに合わせていくことも検討してもいいでしょう。

転職を検討する

異動や勤務形態の変更ではなく、転職をして職場を変えることも、ときには必要です。学生の頃はなんとなく卒業したら病院で勤めることが当たり前に思い、就職した人もいるでしょう。しかし、合わない環境で身体を壊してしまったという看護師も少なくありません。また、自身のキャリアプランを実現するためにスキルアップやよりやりがいのある環境を検討してみてもいいでしょう。他の病院への転職、在宅や学校、企業のようにフィールドを変えた転職も含めて、自分のやりたいこと、自分に合う職場を探してみましょう。

転職会社を活用する

自分一人で調べること、準備には限界があるため、転職会社の情報や転職ノウハウを活用する方法もひとつです。特にはじめて転職をする場合には、右も左もわからないこともあり、転職準備に必要なことをサポートしてもらうことで、スムーズにいきやすくなります。おすすめの転職会社はこちらです。

ナース人材バンク

  1. 都道府県や市区町村別、最寄り駅や路線から、勤務形態や施設形態などの複数条件を掛け合わせて探すことができる
  2. 扶養内や土日休み、美容クリニック、ブランクがある復職など、特集ページもあり、自身の状況に合わせて調べやすい
  3. 看護師専門、地域専任のキャリアパートナーが在籍している
  4. 給与交渉や事務手続きなどの代行あり

ナース専科求人ナビ

  1. 都道府県や市区町村別、勤務形態や休み固定などの働き方の条件から検索できる
  2. 全国各地の人材紹介会社と提携し、全国最大級の求人数をほこる
  3. 人材紹介の年間登録者数は70万人を超える
  4. 転職の電話サポート付き

一時的に職を離れるという選択肢も

看護師として異動や転職だけではなく、看護師を辞めるという選択肢もひとつです。一度職を離れてからはじめて見えてくることもありますし、他に自分に合う仕事が見つかるかもしれません。看護師という資格はなにも病院で働く、看護師として働くためだけのものではありません。本当に仕事がしんどくなってしまったときには、一度離れてキャリアを考えてみることも必要です。看護師の仕事を離れて留学したり、結婚して専業主婦をしたり、別の仕事について、また復職する人は多くいます。看護師の国家資格を取得していることを活かしてキャリアを形成してみてください。最近では復職のサポートなども充実してきています。身体を壊してしまうほどに頑張ってそこに居続けることよりも、選択肢は数多くあるということを理解しておきましょう。

看護師が転職に成功するポイント

給与や待遇だけにこだわらない

現在より給与があがる、休日数が多いことなど条件だけで選んでしまうと、実際に働いてから思っていたのと違ったとギャップを感じて、また辞めたくなるループにはまってしまうかもしれません。待遇や労働環境などは文字で判断するだけではなく、見学時に実際に違いがないかもあわせてチェックすることが大事です。

自身の仕事の目標ややりがいを整理する

給与や待遇も大切なものですが、自分が働くうえでのやりがいやか、大切にしていることをあらためて整理してみましょう。資格を取得してスペシャリストになったり、さまざまな診療科を経験してジェネラリストとなったり、人材育成や教育に興味があり、管理職などのマネジメントとしてのキャリアもありますが、なにも目指すのはキャリアアップだけではありません。自分のペースで、自分に合った働き方をしたいというキャリアをフィットさせる考え方もひとつでしょう。そうした自分が仕事のことをどのように考えているかによって、さまざまある転職の選択肢が少しずつ絞っていきやすくなります。

判断材料となる情報を収集する

一か所の情報だけを鵜呑みにするのではなく、さまざまな視点から総合的に判断していくことも大事です。そのために自分だけで調べるには限度があり、友人や先輩から話を聞く、転職サイトや転職会社を活用するのも方法のひとつです。転職会社のアドバイザーにもさまざまな人がいるため、自分の意思をしっかりと伝えて、うまくコミュニケーションがとれる人を探しましょう。また、看護師が働ける場所は病院だけではなく、在宅や施設、学校、企業などさまざま広がっています。特に企業となると、これまでの病院での面接や試験のようなゆるさはなく、ビジネスマナーや職務経歴書、きちんとした転職目的などを求められることもあるため、事前準備に注意が必要です。仕事内容もそれぞれに違うため、少し視野を広げて探してみることもおすすめです。

仕事の「つらい」「辞めたい」にどう対するべきか

看護師を続けていると、一度はつらい、辞めたいと思うことがあるかもしれません。それは今の職場がそうなのか、看護師という仕事自体がそうなのか、よくわからなくなってしまうこともあるでしょう。身体を壊す前に自分自身と向き合い、自分に合った働き方、働き場所を見つけられるようにして、自分の健康を守りながら働き続けていけるようにしましょう。

参考

1) 1.就業者数 Number of Employed 看護師,准看護師(年次別・就業場所別)(日本看護協会)
https://www.nurse.or.jp/home/statistics/pdf/toukei04.pdf
2) 1.就業者数 Number of Employed 看護職員の年齢階層別百分率(日本看護協会)
https://www.nurse.or.jp/home/statistics/pdf/toukei07.pdf
3) 2020年病院看護実態調査結果NewsRelease(日本看護協会)p.1、p.5
https://www.nurse.or.jp/up_pdf/20210326145700_f.pdf
4) 1 入職と離職の推移(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/21-2/dl/kekka_gaiyo-01.pdf
5) 看護職員就業状況等実態調査結果 退職理由(厚生労働省)p.28
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000017cjh-att/2r98520000017cnt.pdf
6) 看護職員の現状と推移 現在就業していない看護師等が直近の就業先を離職した理由(厚生労働省)p.19
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000072895.pdf
7) 4 転職入職者の状況(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/21-2/dl/kekka_gaiyo-04.pdf
8) 看護師を辞めたい方へ!辞めたい理由別の対処法と退職・転職の手順(労働問題弁護士ナビ)
https://roudou-pro.com/columns/336/

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