「竹内 洋」の記事一覧

NICUで働いてたとき、染色体異常を抱えて生まれてきた赤ちゃんが入院していました。予想していたより重症だったその赤ちゃんは、余命1週間ほどであると伝えられていました...看護師から募集した、忘れられな...

日勤帯のお昼時間は、特に忙しい時間帯。患者さんからのナースコールも鳴りやみません。頻繁に転倒が見られる栗山さんからナースコールが入ったとき、「また転んだ？！お昼くらいおとなしくしててよ…」と思ってしま...

訪問看護で担当していた利用者さんの中に、看護師からするといつも勝手な行動をする利用者さんがいました。薬は「吐き気がする」と言って飲んでくれなかったり、術後間もない身体なのに一人で原付に乗って行きつけの...

がん終末期の患者さん。彼女には来年小学生になる息子さんがいました。がんの痛みにも決して弱音を吐かない彼女ですが、息子さんのことを本当に心配されていて、ある日「小学校に上がるのに、ランドセルも選びに行け...

看護学生だった頃、1学年上の先輩が、一緒に授業を受けていました。病弱なため休まざるを得ないことがあり、単位が足りていないと聞いていました。そして卒業し、看護師になってしばらくした頃、入院してきたのはそ...

訪問看護師を始めて2年目、受け持ちになったがん末期の利用者さんがいました。利用者さん自身は、看取りは病院でと希望されていたのですが、同居されていたご家族は自宅での看取りを強く希望されていて...看護師...

ある夜勤の日、救急搬送されてきた妊婦さんがいました。非常に危険な状態で、緊急手術をすることに。妊婦さんは「お願い、私より子供を優先して！」と言っていたのですが...看護師から募集した、忘れられないエピ...

ICUで勤務していたとき、重篤な肺炎の患者さんがいらっしゃいました。呼吸管理をしていてベッドからも動けず、ストレスが強く厳しい状況下にあった患者さんは、次第に...看護師から募集した、忘れられないエピ...

新人ナースの頃、ついてくださっていたプリセプターは大ベテランの厳しい先輩。ある夜勤の日、疲れ切っていた私は、少し仮眠したつもりが大寝坊をしてしまって...看護師から募集した、忘れられないエピソードをお...

産婦人科で出会った、精神疾患のあるお母さん。カンファレンスではもろもろの経過は問題なしとのことだったのですが、産後初めての母子同室の日...看護師から募集した、忘れられないエピソードをお届けします。 ...

抗がん剤治療のため入退院を繰り返していらっしゃった患者さん。いつも穏やかで礼儀正しく、奥様との仲良し、とても素敵なご夫婦でした。しかし退院してしばらくたったある日...看護師から募集した、忘れられない...

外科外来で働いていたとき、がん治療のため定期的に通院されている患者さんの1人に、別の病院で緩和ケア認定看護師として働いている看護師さんがいらっしゃいました...看護師から募集した、忘れられないエピソー...

入職1年目。あるご高齢患者さんが、私と、リハビリスタッフの1人をとても気に入ってくださっていて、3人で仲良くさせていただいていました。しかしある時から、患者さんの症状が悪化、身体を動かしづらくなると同...

主治医から看取り看護の方針を告げられていた、訪看利用者さん。しかし、息子さんご夫婦と主治医のコミュニケーションは上手くいっていなかったようで、不安を抱かれていました...看護師から募集した、忘れられな...

病院から、介護施設に転職したばかりの頃、私は入居者さんとのコミュニケーションに悩んでいました。ある軽度の認知症の入居者さんが、普段は穏やかで会話もできるのですが、なぜかお風呂には強い拒否があるのです....