コラム

知っておきたいお金の話

【実録】看護師×ファイナンシャルプランナーのお金のはなし(後編)

2017/6/3

お金の悩みは色々あるんだけど、みんなどうやって相談してるんだろう?
なんかイメージわかないですよね。。。
前編ではファイナンシャルプランナーに相談した経緯から具体的な保険の利用方を記事にしました。後編ではファイナンシャルプランナーとの付き合い方をまとめました
記事を読んで興味を持たれた方・相談したいという方はこちらへどうぞ。


■ファイナンシャルプランナーの無料相談を受けてみた


相談者:遠藤真弓(えんどう まゆみ)※仮名
25歳、元看護師。結婚を機に、看護師として勤務していた大学病院を退職し、現在は医療関連の企業にて、看護関係の事務職に従事する。

ファイナンシャルプランナー:宇佐美裕子(うさみ ゆうこ)
ブロードマインド株式会社 ファイナンシャルコンサルティング本部所属。TLC(生命保険協会認定FP)、相続診断士、2級ファイナンシャルプランナー技能士。


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ファイナンシャルプランナー(FP)は、若い人にとってあまり身近な存在ではないかもしれませんが、「保険の仕組み」をイチから教えてくれたり、保険プランを細かく調べてくれたり、人生相談のようなお仕事でもあるんですね。

宇佐美:そうですね。「どれくらい貯金すればいいですか?」とか「住宅は購入と賃貸、どちらがいいですか?」といった、素朴なご相談からスタートすることもよくあります。

遠藤:最初は保険の勉強会をしてもらっているみたいでした(笑)。いろんなグラフや資料を見せていただき、夫はすっと理解できたみたいなんですけど、私は同じことを3回くらい聞いてしまって。でも、これから何かあったら宇佐美さんに聞けばいいんだと思えて、心強かったです。

今回のようなファイナンシャルプランナー(FP)への無料相談と、街でよく見かける「保険相談」との違いってなんでしょうか?

宇佐美:医療保険や生命保険だけではなく、損害保険・自動車保険・火災保険・住宅ローンなども取り扱っているので、お客さまのニーズに合わせて幅広くご相談させていただいています。たとえば、保険はそのままでいいけど住宅ローンは変えたほうがいいというケースもあるんですね。
保険のことは保険屋さん、住宅ローンのことは銀行さん、資産運用したいなら証券会社さんなど、相談窓口をバラバラにせず、1つの会社で全部まとめて相談いただける点が、一番大きな違いだと思います。

保険専門の窓口だと、保険のことしか相談できないですもんね。

宇佐美:結局、保険もお金まわりの一部分なんですよ。私の考え方としては、保険も住宅ローンもライフプランのなかの一つなので、できるだけ全体を見るようにしています。

なぜプロのファイナンシャルプランナーが無料で相談を受けてくれるのか?

あえての質問で恐縮ですが、今回遠藤さんは掛け捨ての安い保険に入られました。でも、ファイナンシャルプランナー(FP)としては、高い保険に入ってもらったほうが良かったのではないでしょうか?

宇佐美:お客さまから直接聞かれることも多いです(笑)。「無料で相談させてもらえるんですか?」とか。でも、弊社の収入全体にとって保険会社からの手数料は一部に過ぎません。ですので、お客様の希望に沿わないプランに無理して加入していただくよりも、住宅購入やお子さま誕生など、今後のライフイベントごとにご相談いただけることに重きを置いているんです。実際に私自身の給与も歩合制ではないので、強引に加入を迫るような理由もないですし、私とお客さまの間でお金が発生することは一切ありません。そこは安心してご利用いただければと思います。

遠藤:家で夫と話をしていたときに「加入した保険プランによって、宇佐美さんの成績に影響を与えてしまうのでは?」と気にしていたんです。最終的に、掛け捨ての安い保険に入ろうと決めたとき「なにかインセンティブが発生するわけじゃないんですよ」と言われて、夫と二人で「良かったね」という話はしてました(笑)。

宇佐美:弊社は対面でも相談料がかからないぶん、うまく使っていただけると思います。最近はインターネットで保険の見積もりも簡単にできますが、その結果からプランの詳細を一つひとつ比較するのはけっこうな手間になります。専門用語も多いので、お気軽にどんどん聞いていただけたらなと思います。

100万円を1年預けても利息10円の時代

遠藤さんは、相談してみてお金に対する意識は変わりましたか?

遠藤:何かしなきゃとはずっと思っていたんです。銀行預金は信じられないくらい金利が低いですし、いずれお金で困ってしまうのかもって。今回いろいろ教えてもらったり本を読んだりして、怖いと思っていた株や投資でも、ちゃんと相談できる人がいればやってみてもいいのかなって思いました。

人によって違うと思うんですけど、銀行の預金残高にいくらあればいいみたいな目安はあるのでしょうか?

宇佐美:一般的にも言われているのですが、目安としては年齢関係なく、手取り月収の3か月から半年分と言われています。

それ以外は、運用や保険にまわしても大丈夫?

宇佐美:そうですね。住宅を買うための頭金や、旅行資金などは別に置いておかなければいけませんが、それ以外のお金は動かしておかないともったいないと思います。いまメガバンクの普通預金金利は0.001%なんですけど、100万円を1年間預けても利息は10円なんです。そこからさらに税金が引かれるので、実質は8円とかなんですね。最低限の緊急予備資金以外は、目的に応じて預け場所を考えたほうがいいと思います。

「困ったら専門家に相談」という手段を積極的に活用する

ファイナンシャルプランナー(FP)から見て、20〜30代のうちに知っておいたほうがいい「お金」のトピックには、どんなものがありますか?

宇佐美:貯蓄は一度スタートしておけば、あとはサイクルをまわしていくだけなので、若い頃からやっていたほうが後々の計画作りもしやすいです。それを20代で知るのと、40代で知るのでは大きな違いですよね。
ある程度リスクがある資産運用でも、20代から始めれば60代までの40年間のタイムスパンで考えることができるので、時間を味方につけるという意味でも、若いうちから知っていたほうがいいと思います。
保険でいうと、生命保険料控除といった基本的なルールも若い人は意外に知らない場合が多いので、少し知っていただくだけでもかなり大きな違いですよね。

生命保険料控除というのは、源泉徴収の年末調整や確定申告で戻ってくるお金のことですか?

宇佐美:そうです。特に若い方は、1年間支払った保険料に応じて税金が控除されることを知らない人も多いんですね。保険ひとつにしても、若いうちに病気をされて、入りたくても入れなくなってしまった人も仕事上でたくさんお会いします。健康という意味でも、時間という意味でも、早いうちにご相談いただいたほうがいいのかなとは思います。

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