コラム

知っておきたいお金の話

共働きの私たち。子どもはどちらの扶養に入れるのがおトク?

2017/3/27

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第一子が誕生して、現在、育児休業中の私。もうすぐ職場に復帰する予定だけど、出産前と同じように、復帰後はフルタイムで働きたいと思っているの。実は、私のほうが主人よりも年収が高いんだけど、子どもの扶養はどちらにすると税制面でおトクなのかな?私の扶養に入れた場合のメリットとデメリットがあれば知りたいな!

■夫よりも年収が高かったら、子どもの扶養は私にするべき?

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近年、共働きの世帯が増えていますが、「奥様のほうが収入が高い!」ということも珍しくありません。そのような共働き夫婦に子どもが生まれた場合、どちらの扶養に入れるか?は、きっと頭を悩ます問題になるでしょう。では、「夫婦共にきちんと収入のある会社員」「奥様のほうが収入が高い」といった場合、ご夫婦どちらの扶養に入れるのが税制上おトクなのでしょうか?

「年収の高いほうにすべきでは?」「時短勤務になると収入が減るから、夫にしたほうがおトク?」「そもそも、妻の扶養に入れられるの?」など……さまざまな考えを巡らせているかもしれませんが、実は、税制的にはご夫婦どちらの扶養にしても変わりません。どういうことかというと、所得税を計算するうえで、扶養親族として控除できる子どもは16歳以上の子どもに限ります。つまり、生まれたばかりの子どもは、扶養親族という扱いにはならないということです。もちろん、実際には子どもなので扶養しているわけですが……。ここまでの説明だと少し釈然としませんよね?

では、どうしてこんなことが起きているか?というと、その背景には児童手当(いわゆる「子ども手当」ですね)の影響があります。児童手当とは、子どもの年齢や人数に応じて、以下の金額を現金で支払うという制度です。

【児童手当の金額】

0歳から3歳未満⇒15,000円/月 3歳から小学校修了前⇒第1子、第2子:10,000円/月、第3子以降:15,000円/月 中学生⇒10,000円/月

児童手当を給付する代わりに、従来の子どもに対する扶養控除(年少扶養控除)が廃止されました。つまり、「子どもが中学校を卒業するまでは、現金を給付するので、その分税金を取りますよ」という国からのメッセージというわけです。

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