コラム

知っておきたいお金の話

勤務先は個人事業主が経営する病院。この場合、厚生年金には入れないの?

2017/1/28

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私の勤務先は、個人クリニック。アットホームな職場で、自由で働きやすい分、心配なのが将来の年金のこと……。個人事業主が経営する職場では、「厚生年金」に加入できないものなのかしら?そんな疑問をお持ちの方に読んでいただきたいコラムです。

■厚生年金の加入条件とは?

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老後の生活設計の柱となる年金。年金の受給額は、老後の生活を考える上で、非常に重要ですよね。国民年金だけなのか?厚生年金も受け取れるのか?で、当然、受給額は大きく異なります。厚生年金は、公務員や会社員の方が対象となりますので、医療法人にお勤めの方は厚生年金加入者となります。では、個人経営のクリニックで働いている場合は、どうなるのでしょうか?

まずは、厚生年金の加入条件を確認してみましょう。個人経営のクリニックなどの場合、厚生年金の加入可否は、従業員の人数次第で決まってきます。従業員が5人以上いる場合は、個人経営であっても、厚生年金に加入することになっています。そのため、厚生年金の加入を希望している場合は、従業員数が5人以上の勤め先を選ぶと良いでしょう。

ここで問題となるのは、勤め先の従業員数が5人未満の場合です。従業員数が5人未満の場合は、必ずしも厚生年金に加入する必要はありません。「必ずしも」と記載した通り、厚生年金に加入している場合とそうでない場合とがあります。では、厚生年金に加入しているかどうかは、どこで判断すれば良いのでしょうか?

確認方法の1つとして、「健康保険組合」があります。どういうことかというと、健康保険証が協会けんぽの場合は、基本的には厚生年金に加入しています。ただし、健康保険証が医師国民健康保険組合の場合は、注意が必要です。この場合は、国民年金と厚生年金のいずれの場合もあり得るのです。よって、勤務先の健康保険証が医師国民健康保険組合の場合は、必ず事前に確認しておきましょう。また、厚生年金の場合、保険料は労使折半ですが、国民年金の場合は自分自身で支払う必要があります。なお、国民年金の場合、未納という状態が続くと将来の受取額が0円なんてこともあり得ます。このような最悪の事態に陥らないよう、忘れずに納付するようにしましょうね。

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