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退職時の大事な選択!夫の扶養に入るべき?入らないべき?

2019/5/22

結婚を機に、今の職場は寿退職することが決まったんだけど、夫の扶養に入るべきなのかな?結婚生活が落ち着いたら、これまでみたいに年収を気にせず働くべきか迷っているんだけど・・・共働きが当たり前になりつつある昨今、結婚しても正社員としてバリバリ働く方も少なくなく、扶養に入るべきか迷ってしまいますよね。そこで今回は、結婚後の女性の働き方についてのコラムをお送りします。

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扶養に入る場合と入らない場合、どのような差がでるの?

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よく耳にする、「扶養の範囲で働く」という言葉。これは、どういう意味なのでしょうか?

実は、扶養の範囲には以下の2種類があります。
1つ目は「税制」に関する扶養、2つ目は「社会保険」に関する扶養です。

1つ目の税制の扶養というのは、ご主人の税金を計算する際に、扶養配偶者の存在を理由に税制の優遇を受けられるというものです。そのため、ご自身の年収が税制の優遇を受けられる金額内におさまっているか否かで、ご主人の税金計算に影響が生じます。

2つ目の社会保険の扶養というのは、ご自身で社会保険(社会保険料、厚生年金保険料)を支払うことなく、ご主人の社会保険を利用できるということです。ただし、年金に関しては、厚生年金ではなく国民年金の扱い(第三号被保険者)となります。この社会保険に関する扶養から抜けると、ご自身で社会保険に加入することになりますので、その分ご自身の出費が増えると考えると良いでしょう。この場合、年金はご自身で厚生年金に加入することになるので、将来の年金額自体はUPします。

それでは、主に税制の扶養について考えてみましょう。

前述のとおり、ご主人の税金を計算する際に影響が出るとお伝えしましたが、その基準は103万円となっています。正しくは、所得で38万円ですが、わかりやすくするために収入で103万円と表現しますね。(なお、現在この基準額の引き上げが検討*されているようです。)

*税制改正により、2018年から配偶者控除(配偶者特別控除)が見直されています。配偶者控除(配偶者特別控除)の見直し!何がどう変わったの?|sodan

この範囲で仕事ができた場合、ご主人の所得から配偶者控除として38万円を引くこと(控除すること)ができます。所得税は累進課税となっていますので、そもそものご主人の収入によって税率が異なりますが、10%~20%程度の方が大多数かと思います。仮に20%とすると、ご主人が支払うべき所得税が7.6万円ほど減るということになります。なお、ご主人の収入によっては、配偶者控除を利用することで税率自体が下がるケースなどもあるので、効果は世帯によって異なります。

それでは、もし収入が104万円といったように少しでも103万円を超えてしまったら、この配偶者控除は利用できないのでしょうか?実は、141万円未満までは配偶者特別控除という形で、(少しずつ控除の額は下がりますが)段階的に控除を利用することが可能です。

 

扶養には入るべき?それとも、入らないでバリバリ働くべき?

それでは、今後の働き方に関してですが、扶養の範囲で働くべきなのでしょうか?

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