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「いくら患者に指導しても…」虚しさを感じる瞬間

2015/8/14

最近、循環器の患者さんを受け持たせていただくことが多い新人です。
心不全や糖尿病の患者さんには入院中、退院後の生活指導、疾患教育を行ってから退院していただくのですが、退院して一週間経つか経たないかで病状悪化で再入院してくる人が何人か続き、私自身が疲れてしまったと感じています。

時には「お前には関係ない」「うるさい!」と怒鳴られながら、それでも退院時には自分の疾患、注意点をしっかり守る大切さとその方法を表出できるようになった方たちばかりです。

そして今日、もうすぐ退院の患者さんに教育をしていたら「俺は退院したら何もかも好きにする。何を言ったって無駄。俺がよければいい。」と言われ、張りつめていた糸が切れたような感覚になりました。

私たちがしてきたことは何だったのか?何か意味があったのか?すべて無駄だったんじゃないのか?虚しさでいっぱいになりました。

様々な疾患で入院してくる患者さん。全ての患者さんが「病気を治そう!」と前向きに看護師や医師の忠告やアドバイスを守ってくれれば、こんな悩みはないのかもしれません。しかし、患者さんにも色々なタイプがいますし、疾患の特徴として、患者さんには厳しい制限が伴う場合も少なくはありません。
そんな患者さんには、どうやったら伝えることが出来るのでしょうか?ベテラン看護師の体験談を元に、アドバイスをまとめました。

退院指導は何年経っても難しい

私も若い時患者教育指導して又すぐ再入院あり得ないしと情けないやら悔しいやら馬鹿馬鹿しいやらしどうにもならない時がありました。アセスメントのあまさですよね。

貴方は悪く無いですよ。其れが病気です。色々な患者様居ます。多いのは精神科でしょうか。再入院は良く有る事、依存症の患者様は「もう止める」と言っても2W後再入院は良くある話。

貴方のお気持ち=自分を思って指導してくれていること、は通じていると思いますよ。虚しくなるお気持ちはとても良く分かります。十何年やってても、再入院になれば「またか…」と凹んでます。

どうしたら患者さんに伝わるのか…?

■否定と要望ばかりになっていませんか?

指導と言って1から10まで「~してください」「~しないとダメです」だと患者さんも反発心を持ちやすい気がします。なので私なら「水はあまり飲み過ぎない方がいいと思いますよ」とか「薬は是非飲みましょう。せっかく薬貰ったのに飲まないなんて勿体無い!薬飲んでおけば、しょっちゅう入院なんかしなくてよくなりますよ」とか伝えます。

ダメダメ云うと耳を塞ぐ人が多いので、軽い感じで伝えることも多いです。指導を守れないで再入院してきたら、あなたが心配・指導を守ってくれなくて私は悲しいという気持ちを伝えることも良くあります。じゃないと看護師を人として見てくれない患者さんもいるので。

指導や教育が”患者さんに○○して欲しい”になってはいませんか?本当に患者さんに必要な事を患者さんが理解し得た時に行動に移る事が出来ると思います。

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